＠三軒茶屋 シアタートラム（2023/05/16-06/11 30ステージ）
全指定 6000円 U25チケット3500円
＠大坂 ABC ホール 6/15-18 6ステージ
作・演出：前川知大 ドラマターグ・舞台監督:谷澤拓巳 美術:土岐研一
照明:佐藤 啓 音楽:かみむら周平、音響:青木タクヘイ 衣裳:今村あずさ
ヘアメイク:西川直子 ステージング:下司尚実 舞台監督: 山下 翼
演出助手:山下 茜 プロップマスター:渡邉亜沙子 照明操作:溝口由利子
音響操作:堤 裕吏衣 衣裳進行:塚本かな 美術助手:安岐祐香
宣伝美術:鈴木成一デザイン室 Photo:cInka & Niclas、舞台写真:田中亜紀
制作:坂田厚子 票券:宍戸 円 制作デスク:谷澤 舞 プロデューサー:中島隆裕
主催 : イキウメ / エッチビイ株式会社
助成:文化庁文化芸術振興費補助金（創造団体支援） 独立行政法人日本芸術文化
振興会
出演：
安井順平：八雲（刑務官）
盛隆二 ：陣（公安警察）
浜田信也：葵（森に迷う者）
森下創 ：鹿子（森に迷う者）
大窪人衛：清武（森に迷う者）
藤原季節：棗（森に迷う者）
篠井英介：山鳥（森に住む女）
2023/05/23（火）雨 7:03-8:56PM（1'52）中段下手 客席満員（200人）
客層：大人より3世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温なし手指消毒任意。最前Ｂ列。当日パンフ B5変形両面。
物販。DVDほか。 カーテンコール2回。
2年振り新作、客演に篠井英介嬢を迎え。
舞台。元教会堂か？、中央に高く二条の筒状壁、間に上部窓格子、下部は開け放しの
出入口。両側に直立する木々（下部はカット、宙に浮いてるよう）。段々を降りて
ワンフロア。ブランケットがそこかしこ、寝ている人達。達磨ストーブ、
木製テーブル、ライティングデスク、下手に斜に主・山鳥のベッド。
お話。樹海の奥にぽつんと一軒家。森で迷った人をくる者拒まずと迎える女・山鳥、
人々に母さんと呼ばれ。1人の来訪者あり、彼女を母と呼んでいた死刑囚の遺骨を
持ってきたという。正しくは人魂、執行直後に滑り出てきたものだという。
イケウメ流ホラーなホラ話、マジックリアリズムで世の常識を問い直すな出だしで
如何と観ていたら、生きづらさ→メンタルケアの寓話へと展開してほよよ。
奇抜な企みより人間ドラマ中心で鋭くまた優しく、損得、世間や政治の枠に縛られない
自分勝手な大切なものこそ大事とフォロー。アイデンティティ、人魂へ回帰と戻り。
うーん、SFホラー味の口になっていたので、もう少し欲しかった感あり。
しかしながら、1人複数役でのシームレスな場面展開、端的でキレのいい、ユーモア
は時折まぶす台詞、綿密なストーリーテリングは一層の素晴らしさ。堪能するねこ。
山鳥・篠井英介さん、湿度少な目、低冷房なオアシスだけど、自立心は高めとできた
人で逆にミステリアス。興味尽きず、面白いねこ。
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