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＠小田原 江之浦測候所（2023/07/23 1ステージ）
全自由 4950円（江之浦測候所入館料含む）
企画・構成：伊藤郁女 衣装：Aurore Thibout
主催：公益財団法人小田原文化財団 協力：KAAT神奈川芸術劇場
出演：
伊藤郁女、川村美紀子、吉見亮［SPAC］
2023/7/23(日）晴 4:00-5:33PM(1`30)あちこち 観客満員（100人？）
客層:3世代の主にダンスファン、女性過半数。
客入れ:海を望む最寄り駅からシャトルバスで山上。水のペットボトル配布。
当日パンフ A5 3ページと会場ガイドブック。移動の要所に（終演後も）案内人が
いて安心。カーテンコール1回。
杉本博司設計の江之浦測候所にて、サイトスペシフィックな移動式ダンス公演。
順番。石舞台14→柑橘山春日社47（分岐→化石窟33）→光学硝子舞台16
・石舞台14。ホースを回してフュ〜フュ〜音。石から這い出る、這ったりで移動、
石舞台大でデュオ。ジャンケン！。負けて、マクベスを演じ始める吉見。その様を
嘘付き呼ばわりする伊藤、喧嘩は止めてと川村。舞台上に観客1を上げて、伊藤
絡み。つと、川村が逃げ出し、伊藤が先導して観客とも探しに行くことに。
伊藤は観客の手を取ったり弄り欠かさず。移動（4:22PM)
・柑橘山春日社47 2人の声を道々聞きながら、展望台＝小さな神社に到着。
神前でデュオ、概ね四つん這い。先に伊藤はさらに下（化石窟33）に向かう
川村美紀子が観たいねこは止まったので、伊藤パフォーマンスは不明。
カナカナ〜♪とヒグラシ。井戸型の石に四肢を渡し乗る。社前の石敷きに横になる
緩やかに舞う。つと、首の鈴飾りを振り回し、ここにいるよ〜！＞応える伊藤。
石を並べる。一つをおにぎりと言って観客にあげる。伊藤が登って来て様子を
うかがい、1人上に戻る。
鉄碗を撫でつけてワーンと音出す、吉見。石を掲げて、奉納の儀？を行う川村。
２人でジャンケン、勝った（何を出しているかわからない川村のジャンケンに弱る
吉見）。石を後片付けし、二礼二拍手一礼して移動。移動（4:53PM)
・光学硝子舞台16。道を戻って（上がって）ガラス床の青空舞台。海と空を背景に
宙に浮かんでいるよう。半円の階段客席は10列位。
伊藤、部分土色に浸食された上掛けをまとい、舞台面に上がり。くねくねし。
日差しが刺すと、舞台と反射光で輝き。上掛けを脱ぎ捨て、客席に放り。激しく、
麻痺。客席から川村がヤモリのように舞台面へ移動。伊藤、もう一枚ケープを脱ぎ、
客席へ放り。服装の色合いはブルー、空と海の色へ近づき。川村と四つん這いで
対峙。伊藤、ワンピ、さらにショーツを脱いで放り、すっぼんぼん。
川村はバストトッブの貝殻を取り、アイコンタクトした客へ放り。２人距離を置いて
激しく動く。川村は毛振り、伊藤は麻痺。大の字になって寝る姿勢。客を誘うも
おらず、やむなく？吉見がしぶしぶ脱ぎ始め。伊藤、催促の手招きをする。
3人、大の字で舞台面で寝る姿勢。遅れて川村は腰のものを取る。伊藤、客席へ
全員裸になって舞台に上がらないと終わらないよ！（誰もいない）。カナリアの歌♪
観客も自然唱和。終演。このまま裸をみるか、江之浦測候所の中を見るか、自由に
お過ごしください。
主に石の有り様に感応しながらのフリースタイル。奔放で時々悪戯するの伊藤、
野生、自然児の川村、2人を計りかねながら、それも含め楽しそうに職人仕事の
吉見。ジャンケンはなに？、ソロ権獲得？。予測不可の面白さ、ところ代わりでの
変化の豊かさあり。空と海に解放されていくよな最後のパフォーマンスを清々しく
みるねこ。
「おにぎり」プレ。
川村美紀子のわからないジャンケン指の出し方
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