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＠新宿 新宿シアタートップス（2023/08/03-13 16ステージ）
全指定 前売・当日5500円 U22チケット2500円
作・演出・美術：小沢道成 映像：新保瑛加 音楽：オレノグラフィティ
ステージング：下司尚実 舞台監督：藤田有紀彦 照明：奥田賢太 音響：鏑木知宏
パペット製作：清水克晋 衣裳：西川千明 ヘアメイク：Kazuki Fujiwara
演出助手：相田剛志 演出部：磯田浩一 稽古場代役：椙山さと美
宣伝美術：藤尾勘太郎 写真：山岸和人 宣伝ライター：横川良明
メイキングディレクター：谷口恒平 制作：村田紫音、保坂麻美子、及川晴日
制作協力：鳥谷規 プロデューサー：半田桃子 LED Display SPACEWA：辻貴大
映像協力：コローレ 鑑賞サポート：TA-net、Palabra 後援：ニッポン放送
企画・製作・主催：EPOCHMAN
出演：
池谷のぶえ：宇佐美陽子
渡邊りょう：鷲見昇彦のりひこ、少年2、町人3、配達人
異儀田夏葉：早乙女真珠まみ（看護師）、少年3、町人2、伝聞人
ぎたろー ：平家織江（プラネタリウム職員）、少年4、町人1、掃除人、斉藤
小沢道成 ：星太郎しょうたろう、少年
2023/8/11(金祝）晴 2:01-3:41PM(1'39)前方上手 客席ほぼ満員（140人)
客層:20-30才代中心、2世代、女性過半数。
客入れ:感染対策、検温、手指消毒は任意。通常客席。当日パンフ A5 3ページ。
物販。厚手パンフ1500円ほか。カーテンコール1回。
舞台。床は黒リノリウム、三方壁が全面LEDディスプレイ。初めて見た。「夜空」が
一斉に動き始めた時は酔うかと思った（大丈夫）。中央後方床に開口、小道具取り
出し、出捌けなど。木製の小型椅子5置き。
お話。亡父の面影を追って家を出た少年。母親は行方を追い、その途上で家族らを
喪った2人を供連れとする。
寡黙で思慮深い少年にパペット使い（小沢さん操り）。人形でこそ、観客の内の、
心のリアルを掻き立て。一体になっての演技も○。動画背景が鑑賞の良き手引きで、
単純凄くて面白い。終盤の自由なプラネタリウムでは楽しさ倍増。一段一歩踏み
込んだ台詞とやりとりが折々であり、刺さる。宇宙へ目を凝らし、考え巡らす話が
孤独な者達を結ぶ、慈しみの物語となり、重なるのが素敵。
池田さん。できる俳優のアナザーサイド。不器用も優しい母親役で胸を打ち。
随行の、とりわけ異儀田さんの装わない演技に好感。
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