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　大倉摩矢子舞踏ソロ「地の脈光、あかつきの舟」

　＠中野　テルプシコール(2023/09/10 1ステージ)
　全自由　予約・前売り3000円　当日3500円　学生2500円

　構成・演出・出演：大倉摩矢子　照明：宇野敦子　音響：角田寛生
　舞台監督：辻たくや　受付：小林友以　記録映像：��橋哲也
　フライヤーデザイン：Motoko Kamata　楽曲提供：角田�ｪ生、Eli Liao、河崎純

　2023/09/10(日)晴 5:05-5:48PM(43)中段中央　客席超満員(80人）
　客層：ベテラン中心に3世代。男性過半数。
　客入れ：感染対策。特段無し。開場時10人。桟敷1、雛壇ベンチ6，7列。空席誘導あり
　当日パンフ B5 1枚。物販なし。カーテンコール　拍手続くも1回。

　舞台。素舞台。正面下手開口に暗幕。
　構成。真白の上下服、手足、顔は白塗り。両手を開き、やや傾ぎながら、なにをか
　中空を追う。突然、跋扈。戻り。暗転。黒の上下服。にじり寄るような動き、圧を
　受けたように次第低く、床に横臥、仰向けで四肢を開き、身もだえる。
　暗転。白のワンピ（インナー？）、下部はボロ、薄汚れ。壁際、鬱屈、伸び開く、
　再びなにをか中空に追う。
　
　ミニマル、スローな全身動で終始、歪みの増減に、言葉にならないもの、世界が
　満ちていくよう。いつしか取り込まれ＝集中力をもって見入ってしまい。
　暗転の都度、苦境に居るよに展開。変わっていく中、変わらず遠くを見つめる視点。
　切々とした希望と儚くも確かな生命力が想われ、感じ入るねこ。

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