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＠中野 劇場MOMO(2023/09/13-17 7ステージ)
全自由 前売3800円 当日4000円 学生3000円
作・演出：櫻井智也 舞台監督：門馬雄太郎 舞台美術：門馬雄太郎
照明：久保田つばさ 音響：葵能人（ノアノオモチャバコ）
当日運営：松本悠（青春事情） 舞台写真：保坂萌（ムシラセ）
映像撮影：吉田雅人 web管理：松下哲 製作：MCR
出演：
稲葉捺月：捺月（女子高生）
樋口双葉［マチルダアパルトマン］：双葉（捺月の友人）
若月海里：海里（捺月の友人）
瀧澤依由［BuzzFestTheater］：依由（捺月の友人）
夏アンナ：アンナ（捺月の友人）
堀靖明：堀（捺月と同級）
おがわじゅんや［MCR］：おがわ（堀の友人）
北島広貴［MCR］：北島（堀の友人）
伊達香苗［MCR］：香苗（捺月の母親）
上田房子［MCR］：上田（学校の先生）
櫻井智也［MCR］：櫻井
日栄洋祐［キリンバズウカ］：日栄（櫻井の友人）
2023/09/16（土）晴 6:04-7:22PM（1'18）後方 客席満員（90人）
客層：20-30台代中心に2世代、男性過半数。
客入れ：感染対策。手指消毒任意、咳エチケット願い。当日パンフ ポストカード大に
配役、QRコードでパンフ本体。物販。上演台本、Tシャツ。カーテンコール1回。
隣の劇場壁に寄せ書きありとPR。
久々の新作、太宰治「女生徒」をモチーフにしたとか。
お話。朝、目が醒めると憂鬱と言う娘、気がかり＜仕事遅刻が勝って出勤する母親。
娘の友人達は通学電車でのやりとりで異変に気づく。親友の双葉は臭わない匂いが
違うと看破、娘は別の人格であることを認める。どういうことですかと騒然。
いつにも増してガチャガチャと、口さがない会話が面白い。「情報が五月蠅い」に
笑い。雑多なやりとりと、奇妙で切実な物語から、何でもない日常のかけがいのなさ
が浮かび、痛く沁みるねこ。救済の苦みを背負う櫻井が物語に深み（陰）を与え。
つつ、知らず偽りの幸福を得る、堀の哀しく軽い滑稽さや、「シャングリラ」で
はしゃぐ高揚感でバランス。これもまたかけがいないなと。ほか、ツッコミ担当・
海里の若月さん、いい人・双葉の樋口さんが印象。
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