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＠三軒茶屋 シアタートラム（2023/10/05-8 4ステージ）
全自由 前売り・当日共 一般4000円 ペア割7000円 U30 3000円
シニア(65歳以上)3500円
10/6 人形解説付きバックステージツアー付チケット＋500円
＠オスロ グルソムヘテン劇場 10/20-11/4
作・F・カフカ 構成・演出：ラーシュ・オイノ[グルソムヘテン劇団]
舞台美術：濃野壮一 音楽： 稲葉明徳 照明：斉藤茂男（株式会社シアター
クリエイション） 舞台監督：森下紀彦 舞台監督助手：神永結花
映像：濱嶋将裕 音響：幸田和真（株式会社ワンツー）
衣裳デザイン:岩男將史、海史 衣裳製作:漆畑道治 衣裳協力:ダダグラム
大道具制作：株式会社糸あやつり人形一糸座 記録映像：塩田英樹
記録写真：小野塚誠 宣伝美術：原画 高橋岳人、デザイン 三崎了
宣伝協力：ポスターハリス・カンパニー 人形製作：田中めぐみ、結城まりな、
眞野トウヨウ、成田路実 株式会社糸あやつり人形一糸座 / 平野貴大（ワイヤー
アート） 翻訳：イングリッシュスクラム、池上由依子
通訳協力：丸山あかね 制作：結城民子、田中めぐみ（株式会社糸あやつり人形
一糸座） 協力：横田桂子 編集制作：アイモ、三浦仁、cafeオオワニ通リ、
アルファエージェンシー 主催：一般社団法人一糸座
後援：ノルウェー大使館 一般社団法人 小平国際交流協会（KIFA）
助成：アーツカウンシル東京
出演
人形：江戸伝内、結城一糸、結城民子、結城まりな、眞野トウヨウ、土屋渚紗、
成田路実
俳優：ハンネ・ディーセル、ジェイド・ハイ、エリーザベッツ・ホルネッツ、
ひびきみか
演奏：稲葉明徳
2023/10/06(金）晴 7:05-8:35PM(1'30)中段上手 客席7割（110人？）
客層:3世代、男女半々。
客入れ:感染対策。手指消毒任意。開場時30人ほどの列。最前C列。背もたれ付き
エアウィーヴ クッションが追加され、結構かさ上げ感あり。下手前方が良さそう
だけど、展開に拡がりがあるので俯瞰も○。字幕は上手上方なので前過ぎると
見づらいかも。当日パンフ A4 3ページ。物販。ポスター1000円 上演台本3000円。
カーテンコール1回。
カフカ未完の小説を江戸以来の人形、ノルウェーと日本の俳優でコラボ上演。演出は
ノルウェーのグルソムヘテン劇団付きの方。
舞台。斜にペパーミントの島舞台。手前でも家族ら風景劇が併行して演じられ。
背景は船の帆が3つ。上手端でパーカッション中心の劇伴演奏。
お話。とある小さな港、小舟でやってきて運び込まれた死人の男グラフスが市長へ
語る身の上話。死んではいるが生きてもいる、奇天烈なその状況。
事故死したドイツ・シュヴァルツヴァルトの猟師グラフス。死の国に向かう小舟が
航路を誤り、様々な国の港を彷徨い渡ることになったという。
港湾の長閑な人々、市長へ訪問を知らせる伝習鳩など原作に沿った舞台。立体化され
た物語のパノラマが見もの。伏すグラフス（結城一糸操る、等身大のバストアップ
人形。肌は土気色）と、聞き手の市長（俳優）の対話を中心、併せて家庭の営みや
往来する追想の人物、光景を絶えず見せ。後方には船の帆、一時の帰港を絵面で示し。
多彩な人形の細やかな動きが愛らしかったり、心沁みたり、無気味だったり。
グラフスは目も動くし、リアルでなんか気持ちを持って行かれるねこ。人形＝死者、
俳優＝生者であるのかと思うと、活き活きと操られる、追想人形が切ないところ。
黒子のモブがその中間？、生→死に突然転じたり、さまよい歌ったり、不穏なムード
醸して面白い。
バックステージツアー 8:40-9:06PM(26) 40人ほど。
・結城民子さんから人形の解説。落語 田能久から男性人形。大きさ、糸の数(20-30）、
役割と糸の種類。間違えるととんでもない動きにあることをデモ。八百屋お七から
女性人形。足がない、裾捌きで表現する。また胴体の構造が男性と違って、円環の
連なって柔らかい動きができる、など。
・バックステージ見学 表から地下楽屋を廻って戻る。モノがいろいろあって現場感
あり。表は撮影可能。一糸さんが操じてくれ、間近でみるグラフスの表情(表現）
の豊かさ。
・質問 操り手をみせているが→江戸時代は隠していたが、今は自由、表現の幅も
みせた方が広くなる。 など。
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