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＠京都 ロームシアター京都 ノースホール（2024/01/18-21 4ステージ）
全自由 一般3500円、ユース（25歳以下）2000円、18歳以下1000円、小学生以下 無料
演出・振付：倉田翠 演出助手：平澤直幸 音響：甲田徹 照明：魚森理恵
テキスト：筒井潤 舞台監督：十河陽平 制作：豊山佳美
出演：今村達紀、倉田翠、迫沼莉子、佐藤健大郎、筒井潤、寺田みさこ、前谷開
主催：ロームシアター京都（公益財団法人京都市音楽芸術文化振興財団）、
京都市、公益社団法人全国公立文化施設協会
助成：文化庁文化芸術振興費補助金統括団体による文化芸術需要回復・
地域活性化事業（アートキャラバン２）｜独立行政法人日本芸術文化振興会
2024/01/21(日）曇 12:05-1:00PM(54)前方下手 客席満席（180人）
客層:3世代、大人中心、男女半々。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。劇場前ロビーにて舞台写真展示。開場時30人。
当日パンフ A4両面。テキストの貸し出しあり。物販。Tシャツ、ポスター、
写真集。カーテンコール3回。
2016年8月初演@アトリエ劇研、再演を重ねる作品。子供だった出演者が小役を演じて
いるとパンフに。
舞台。長机×2持ち込み、補強追加。
お話。父親からもし自分が死んだらどう？と家族に投げかけ、ついで保険に入った、
その不思議に思うところの内容を聞かせ。ついには自分だけが残されたと極北に
思い至ったりして。
そのざわつきや勝手次第を身体ぶり、ダンスで全面に描いてあっぱれ見ごたえあり。
物語より感情、平文に出来ない胸の内を表現。色々、諸々を手数多め、残酷と少しの
面白を入れて、ガチャガチャと展開。異常な間合いで観客を煽ったりもし。
後半、トライアスロンにのめり込んでる保険会社営業が現われ味変するけど、
ベース変わらず。なにかと写真を撮り続け、時よりは家族集合で。撮られた写真も
行動もそれぞれはあずかり知らないだろうという。中には首絞めて喀血、近親愛の
匂いら過激なものも。家族を覆すものの存在がある、しかし共に居続ける、そんな
不穏さ、切実さあればこそ、続く再演と思うねこ。出演者の身体はとりどりで
見飽きない父親・筒井潤さんの大阪弁、その丸みと愛嬌で堕ちずに済んでる感。
母親・寺田みさこさん。舞台は久々、ソリッドでエッジが効いて目覚ましいとこ
変わらず、ぞくぞくするねこ。くるみ割りの雪の結晶♪を何回か流しては大騒ぎ。
上書きされてしまい、バレエの舞台を観る都度、思い出しそうで困るねこ。
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