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＠横浜 STスポット(2024/03/19-20 3ステージ)
全自由 前売 一般3000円 U25 2500円 当日 一般3500円 U25 3000円
演出・構成・振付・出演：asamicro 楽曲制作・演奏：小畑仁
舞台監督：熊木進 照明：久津美太地 音響：牛川紀政 美術：日原聖子
フライヤーデザイン：モトムラアヤコ
企画：egglife (asamicro） 共催：STスポット
2024/03/20(水・祝)風雨 2:03-2:59PM(55)前方中央 客席ほぼ満席(25人)
客層：2世代、男女半々。
客入れ：感染対策 特段なし。開場時5，6人。雛壇にベンチ3列、パイプ椅子1列。
当時パンフ A5 3ページ。カラーフォトブックレット「おはぎと わたしと
あなた。」物販。Tシャツ。 カーテンコール1回。
昨年12月＠SCOOL egglife「海におはぎを投げる日」（未見）の続編、視点を替えて
クリエーションしたソロダンスとか。タイトルは昭和初期の浦賀漁村の年中行事、
またおはぎは実祖母との結びつきに由来するとか。
舞台。後方、茶褐色の漁網が逆ふたこぶで吊され。手前床に大小の黒ボール30個が
並び、延長上にアズキをいれたざる。
構成。・低重心、日常振りが兆す抽象振り、凄く動く振る舞う。
・アズキのざるをゆらすと波音、被さるＳＥ、床に波紋の映像。繰り返しの振り。
・フィンランド語（日本語役音声）で家族にまつわる言葉を唱えて、振りポーズ。
・一面真っ赤な空間、くりかえし、白光〜ブルーの一面。水中音、床の波映像、
・小畑さんの弾き語り。リズムに乗り、はじけて、網中のボールを弾き落とす。
・お婆さんと料理談議。走る、計る。
・ボールを動かしては前半の振りポーズ。ボールを掲げて走る、家族 perhe タルヘ
と一声、網の中へ放り入れる。暗転。
抽象、時折日常がフラッシュ、自身と家族のことが浮きでて暖色な感触となるのが
いい感じ。芯が感じられる力強い動きで絶え間なく振る舞う。網、ボール、アズキ
らモノが、家族と自身の関係を象徴、asamicroさん自身と通っているのがわかり、
ダンスに溶け込んでいるのが面白いし素敵。
アフタートーク 3:03-3:37PM(34)
岩渕貞太（ダンサー・振付家）、asamicro
asamicro (1年経って）ラボ20#23での20分からグループ50分作品、時間軸を
はじめとする延ばす感覚が難しい。それまでは5,10分までだったから。
岩渕 時間の壁はある。一人だと誰と何からかがなくなる。それまでの走りきる
から、時間を大切に一歩ずつとに。良かったのはちゃんと何回もやること。
丁寧に3,4回繰り返した。家族の時間を編み込んだ中で、人生の失敗も、
練習する事を地道にやる。自分研究所しているダンス。ギターの小畑さんの
演奏以降 「本名」さんが出てきた。
asamicro それは無意識で。
岩渕 ポールを列び始める、最後まで、普通は途中で（崩すとか）変えたくなるが。
asamicro 凄く変えた経過について。色んな意見をもらって、悩んだけどやっぽり
やろうと。
岩渕 みる方は色々と考える。自分は網がお婆ちゃんの乳房について見えてきた。
並べて変えてみる。マテリアルと有機的にリンクして感じがあって、asamicroの
魅力だなと。素直に現れてくる作品。
asamicro 抽象を自分ごとにコミットしたゆえにはっきりしすぎて。
岩渕 そのさじ加減はやりどころ。ダンサーの中にはもう少し喋れるのに、ダンスで
語ってしまうことがあるが、今回はasamicroなりの語り口が見えている。
asamicro（最後のフィンランド語の言葉は？）家族 perhe タルヘ
岩渕 日本語ですり抜けられるところをフィンランド語で。別の処で考えることに
ついて。拡がりそう。フィンランド語、祖母と何がつながっていくか。好きなこと
でモチベーションが上がる中で。
この後質疑応答。
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