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＠表参道 スパイラルホール(2025/03/01-02 4ステージ)
全自由 一般5500円 学生4000円
＠京都 ロームシアター京都 ノースホール 2/17-24 8ステージ
作・演出：市原佐都子[Q] 音楽・サウンドデザイン：荒木優光
衣裳：南野詩恵[お寿司] 舞台美術：中村友美 照明：魚森理恵(kehaiworks)
映像：小西小多郎 音響：土肥昌史*、合田洋祐* 舞台監督：川村剛史*
特殊造形製作：株式会社バボット 演出部：川村智基、興梠陽乃、高木沙羅々
ドラマトゥルク：熊倉敬聡 英語字幕翻訳： アヤ・オガワ
音響機材協力：ヤマハサウンドシステム株式会、株式会社ヤマハミュージックジャパン
制作：眞鍋隼介、木原里佳*、垣田みずき* 宣伝美術：ササキエイコ
製作：ロームシアター京都 *ロームシアター京都
ロームシアター京都 レパートリー作品
出演：
ソン・スヨン [Creative VaQi]
永山由里恵[青年団]
バーディ・ウォン・チンヤン [Artocrite Theater]
花本ゆか[はなもとゆか×マツキモエ]
2025/03/02(日）小春日和 11:37-1:25PM(1'46)前方 客席満員（150人）
客層:3世代 学生〜ベテラン 男女半々。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。スパイラルの開店時間ちょっと前にエレベーターへ
誘導整列。コモンズツアーのミーティングを横で聞きながら待機。開場時40人。
桟敷1、雛壇に椅子7列、後方2列推奨（字幕が見やすい）。上手側5,6列目はツアー客
用。当日パンフ A4両面。物販。数シーンのアクリルキーホルダー2000円。
カーテンコール3回。
市原佐都子/Q最新作。
舞台。客席とも真っ赤な屋内照明、猫の声で華やぎ、広告スクリーン（劇中セリフに
飾り文字）が流れて、猥雑なAsianムード。ステンレス調理台にはドンと精肉。
お話。猫耳の少女ねこの身に起きる波乱万丈。父親ら異性の暴力、搾取。蹂躙されし
肉の造反。問題が山積みの中、性と生（生殖）の分離かつアンチ動物食の突きつめは
予想だにしえない、奇想天外な展開と結末を迎える。
らしい戯画化が一層。不細工なかぶり物、三カ国語チャンポン台詞。凡そ演劇舞台では
観たことがない、キャラと絵面、物語が大胆に展開。とても痛烈、シニカル笑い勃発。
終盤戦は（具体的に出てこないけど）20世紀の奇想幻想文学味あり。凄いなあ。