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 ブリキの自発団+オンシアター自由劇場「ブリキノマチノ夏の夜の夢」

 @渋谷 シアターコクーン(1993/5/7-18)
 演出:生田 萬 美術: 串田和美
 出演:老人ろみお/ オーベロン: 真名古敬二  老婆じゅりエ/ タイテ・ニア: 銀粉蝶
 ハーミア: 山下千景  ヘレナ: 片桐はいり  デミトリアス: 沖田乱
 ライサンダー 小西康久、片岡正二郎、 三松明人、 鳥居靖史  他

 1993/5/15(土)2:00-4:00 1F K5席

 真夏の夜は、パックの最後の台詞で夢から現実に返ります。生田さんは
 台詞の前後に、ロミオとジュリエットを絡ませます。最後に年老いた2人、
 ロミオが死んでいることを知ったジュリエット(銀粉蝶)は、剣で胸を突こう
 とする瞬間、ロミオは生き返ります。居抱き合う2人の上には妖精パック。
 現実からまた、あり得ざる夢で終わるラスト。お芝居はかくあって欲しいと
 思います。前半がばたばたゆえか希薄、ちょっと残念。