本間しげる「木靴の宴」
＠渋谷・東邦生命ホ−ル
1993/6/29(火)19:30-21:00 G20席
多重人格一人芝居。これはすごいです。笑いだけでなくて、深い。
ねこは初見。満席。当日券だったけど、座れてよかった。
イッセ−尾形、モロ師岡の一人芝居は、人物が変わってもそこにイッセ−
、モロの人物がいる。本間の芝居は、別の人格になる。ここがすごい。
特に女性。雑誌編集者や有閑マダムなど、しぐさ、会話など実に細かい
芝居をする。まんまの姿か、客のもつイメ−ジがリアルに再生されてる。
演技としちゃ、巧くないんだろうけど、つぼを押さえて、アイデアが巧み。
不条理さ、ブラックさも効いてる。前記のマダムの最後は、場内息をのむほど。
合間のビデオ。銀座とかの街頭でやっちゃうやつ、ドリカムまんまパロディ、
などなど爆笑。続き物？もあるらしく、今まで観てた人はもっと楽しめたみたい。
志が高いなあと思ってたら、今回は分かりにくい（頭が飛んでますと本間の
挨拶）つくりとのこと。新作はだれでも楽しめて、ＴＶに出せるネタにしたい
と言ってました。なお、次回は、昔のネタを日変わりでやるそうです。
いままで、観てなかったのが悔やまれた夜でした。
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