ビタミン大使「ＡＢＣ」 「高山課長の忙しい夜」
＠新宿・シアタ−サンモ−ル 構成・演出：宮川賢
1993/9/19(日)7:10-8:45PM 晴れ 満員110%
アイデアがグ−。前半は宮川賢、近年のベスト。妙な感傷がなけりゃなあ。
千秋楽なんで、補助席いっぱい。全５ステは手狭かも。ちと、押して開演。
お話し。ムスコ（ビ−グル）の紹介ではいった会社。おやじ高山（宮川）は、
会社じゃムスコの部下。家では、父親。ある日、社長に呼ばれる。君は今日から
課長だ。喜ぶ高山。今日から課長だから、初めてパチンコをやってみよう。
それが、なんだなんだの忙しい夜の始まりだった・・。
高山課長をめぐる。家族、会社の人間、パチンコ屋、おかまバ−、「レンタルじじい」
と「レンタル妻」、一生分の生活費一億円の前払い。
それぞれがみんな伏線になってて、かかわってる。時系列相関図がいります。
でもお話しをちゃんと書く気力が・・・。かけないほどに面白いけど。
（観てない方、Ｒになってなくてスミマセン）。
家庭と外の同時進行二層舞台。でもってビリヤ−ドのような、風が吹いておけ屋が
もうかる式のような、お芝居。
へんてこギャグと、シニカルギャグの数々。訪ねてきたのが、男だったら死んじゃう
、女だったらやめる。と、来たのがおかまだったとか・・。ウ−ン。
奇妙な人物、余計な人物。みんなおんなじ舞台にのっける。宮川すごい。
これで、前半の調子のよさを持続できたら、よかったんだけど。
役者。ほとんど、企業戦士カナダマル状態の金田智行。おおぎょうなハイテンション
で笑わせてくれます。宮川が静かにバカやってるのも、いい。
今回、総勢３１人。すごい数、てんやわんや。
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