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 パノラマ歓喜団「まんが皇帝」

 @新宿・シアターモリエール
 原作小説:仁村仁 構成・演出:玖保英明
 出演:高荷邦彦、原田あさみ、仁村仁、石川加津子、平岡達哉、
 木原実[花組芝居]
 作詞・作曲・ウタ:県多及梨子 タイコ:高橋明彦 ラッパ:豊田晃

 1994/10/21(金)8:00-9:40PM 雨     満席

 しばらくぶりパノラマ。もっと遊んでほしい。原田、石川さんは、好き。

 仁村の小説をもとに芝居のパノ歓。ねこは、91スズナリ以来観た今回原作。
 この間、再演したかは記憶?。お話しは、死んだ師匠の大マンガ家をつれて、
 故郷の温泉にいくと、じつはみんなカッパだったのさ、というもの。
 スズナリのときは、劇場の2/3をたたみ敷の宴会場仕立て。で、マンガ家じゃ
 なくて、国民的大歌手(県多だった)とスタッフが主人公。原田さんは、石川
 さんといっしょの仲居。高荷さんは役者じゃなくて、受付やってたと思う。

 前半のマンガ家の部屋がながい。どついたりも多いし、いや。それよか、温泉
 宿で、廊下迷子になってぐるぐるとか、遊んでほしかった。想像力を駆る楽しみ
 がある台詞、お話しのとんでもなさは、変わらず○。けど、全体欲求不満。
 
 ふわふわの原田さんは、見てるとうれしくなる。猫目と、おだんご髪も愛らしい
 石川さんもそう。仁村さんは、相変わらずはしゃいでいる。客演の木原さんは、
 ちと違う手堅い?感じで、怪演。音楽は、ペットのミュート(○)と、ドラムの
 ブラシプレイ。県多の歌も一曲。かっこよし。