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＠東中野・ART GROUND エウロス(1998/2/24-3/1 9ステージ)
全自由前売り当日2000 出演：岡山はじめ、永井秀樹
1998/2/25(水)雨 7:30-8:30PM 正面前方より 客席８割（55人）
客層：20〜30才代中心に幅広く。会社帰りのスーツな人ちらほら。男女半々。
客入れ：上記TELで予約受付中。整理NO.付もゆったり埋まる客席。は舞台正面と下
手の２ブロック。こうするとエウロスも広めなキャパ50+20。段差がついたベンチ
シート、クッション柔らかくて○。場内誘導は積極的。今回詰めはなし。ジョアン
・ジルベルトの唄にいい気持ちねこ。
青年団・永井秀樹＋ラッパ屋・岡山はじめのユニット。
舞台。倉庫？地下室？。中央、段ボールに上着、落ちてる財布と靴。上手、ビール
瓶ラックの机に競馬新聞、ラジオ、携帯電話。コーラ空き缶沢山。
お話。ねたばれ。なんでか監禁されてるサラリーマン（永井）。はもう酷い有り様
見張りの下っ端（ヤ）（岡山）は無知蒙昧、おまけに説教好き。人の道説きながら
、やってることと大違い、なんだけど・・。どうしようもない状況、人としてどう
するか、な味わいある佳作。
酷いことになってるのに思わず笑っちゃう。状況にそぐわぬお間抜けなやり取りは
当人達が大まじめ故なおかしさ。ちと浮き足だった展開が、ラストのどうしようも
ない哀しさや救いを浮かばせる。むやみに暗くも能天気でもないバランス○。二人
の役者芝居。根の善良さを不器用に覗かせる、躊躇いの表情が○な、岡山。よわよ
わしげなるも、せっぱ詰まった眼の表情が獣となる、永井。次回も楽しみねこ。