[ホーム] ［月間一覧］ （本ページは劇団ページが出来次第、そちらにリンクします。）
＠江古田ストアハウス （1999/5/3-5 4ステージ） 全自由 前売り1500当日1700
作・演出・出演：藤井賢弥 照明：神保正則 音響：稲月優
舞台監督：大岩正人ほか 制作：高松みどり
1999/5/5（水）晴れ 3:05-4:30PM(1'25) 前方より 客席５割？(40人)
客層：20才代と普段芝居みないよな、おじさん、おばさん。親類縁者かしらん。
客入れ：特記なし。なんでもいいから書いてくれ小紙を配布、書かれた言葉は即興
の台詞として使用（ねた５）。折り込みパンフ題字、ねた名は墨書（自筆？）。
初見。１人芝居とトークの構成。まだ２０才代前半？、寿司屋さん見習いな感じの
好青年印象。１人舞台スタイルはイッセー尾形などど一緒。暗転なし、着替えも
ねたにして進行。引っ込む場面はリズミカルな照明で繋ぎ。
いろいろとやってみたいよう。ブラック（３）、女装で女心？（４）即興（５）、
変な体験（６）、和みねた（６）、ヒーロー物（７）とねたとりどり。トークでは
すかすかの間合いに素直らしい人柄が伺え。変なことでも、微笑み誘うというか。
１人芝居はその反動のような、危ないキャラ中心。少な目大人し目の客席に
攻め基調でアプローチ。テンション、切れともなかなか○。少林寺拳法で鍛えた
体の気迫も評価したいところ。攻めながらも、なんか抜けてるのも可笑しかった
ねこ。
高じると師匠らしい、清水ひろし、そっくりに。あの狂気もコピーするから凄い
（もしかして、それもねた？）。これはいいやら、悪いやらな意外な面白さ。
もう一捻りがほしいとこあり。悪夢物とか、シニカルさが増すと○なんだけど。
今後が楽しみな人、次回も観てみたいねこ。
今日のねた
１一、オープニング
背景に大きく墨書で「山もり」。何したか、忘れちゃったねこ。
２一、ドキュメンタリー 山にすんでみた
トーク。拳法な白い衣装で。修行とねた創りのため、高尾山で1ヶ月暮らした体験
談。宿としていた、やんごとなき方関係の元隠れ家は廃屋寸前。草や（薬用）木を
食べてみた。獣道でランニング、花見の一行は何者かとびっくり。森林パトロール
のおじさんとの（しなくてもよさそうな）攻防。最後は、山桜に手紙を書いてみた、
ライブで自分もどう咲くのか、楽しみだ、ときれいに締め。
３一、ピンクのタクシー
１人芝居。ブレザーな装い。行き先「高尾山」と聞いて、一旦は乗車拒否したタクシー
運転手。どうもいい思い出がないらしい。心変わり？してのか、乗せたのはいいが、
しだい神経質な妙な態度に。一方的に喋り始めたのはその悪い記憶。お客が
急病、病院へともかくにとち狂ったように猛スピード。止まれない交差点で大事故
お客は即死、もちろん自分も死んだという。と聞いて、騒ぎはじめたお客をピストル
で打ち黙らせる運転手。うっ、いけない、また妄想しちまったかと我に返るの
だったが・・。
４一、女の準備
１人芝居。スリップな（だったか）プラチナブロンドのいい女の拵え。出勤前の化粧。
自分が恋ができないのはなぜ？となんかいらだち、もんもんモノローグ。ＤＪ遊び
しましょう。リスナーの人生相談。人生近道なし、いい言葉だわ。テンションあげて、
いざ。
５一、ネガポジ（東京医大物語 ネガティブマイナス志向 ポジティブプラス志向）
即興。△眼鏡、かまきりな風貌のナース。今日は公開手術。東大生の学生さんが
たくさん、と客席のお客に会話ふり。自分はネガティブ、世界もそうなればいいと、
なんか嫌みな。お客から集めた文句カードを台詞に取り込みながら、フォローし
難い会話を即興でつないでゆく。訳わかんなすぎをもっと笑いにもっていけると○。
後半は男性医師が登場、なんかやたら元気。同様にして即興で台詞をつなぐ。
お客にカードを渡し、かみ合わない会話させて、フォローしたり。参加型（というのか
）の趣向も。
６一、実録賢弥の真実
小学生時代の日記から、身も蓋も無い低学年時代のや、素直らしい詩を書いてた
高学年時代のを取り上げて朗読。
７一、たたけ裏家業大工のケンさん
マンション建設業、現場で働く大工のケンさん。愛を込めてつくることが大切だあ
なあと。なに？、じいさんが博打でかもにされてる！？。仕事人のテーマ。助けに
急行、得意の拳法で一網打尽。人助けに仕損じ無し。