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＠下北沢 OFF･OFFシアター(2000/4/12-16 7ステージ)
全自由 前売2,000円 当日2,300円 学生(高校生以下)1,500円
作･演出：POOL-5 照明：高橋英哉 音響：山下菜美子 舞台監督：筒井昭善
衣装協力：神場靖江 宣伝美術：正願地奈々 制作：飯盛一恵
出演：
洪雄大 ：風の番人
中野成樹 ：桶屋（風が止まると困る人）
篠崎高志 ：花粉、グリコ（現地の人）ほか
斎藤栄作 ：グリコの仲間ほか
2000/4/16(日)曇 6:05-7:45PM(1'40) 中段より 客席９割（80人)
客層：20才代前半中心、仲間連れのひと多そう。親類縁者な中年層も若干。
客入れ：適時場内誘導（前側席）あり。折り込みパンフ。役者へのＱ＆Ａ掲載。
物販。前回公演ビデオ？？。
初見。サブタイトルがおやじでうーん。
舞台。下手に小型ファンと扇風機。世界の風を起こす・かぜかぜマン４号なり。
上手、出入り口上にＰＯＯＬ−５ロゴと、ＬＩＶＥと書かれた赤い表示灯。
お話。世界を渡る風、その源なマシンを守る男。宅急便受け取り印がうまく押せ
ず、マシンの柔らかボタン上で押して気づけば緊急停止。あいやー。と桶屋が
登場。風といえば、桶屋ですな。と先祖代々親しい間柄。風をとめた犯人調査に
ＧＯ。髪のセットが崩れるのを阻止＞美容師が怪しい。美容師になりすました
強盗犯人と「コント美容室」。逃げた彼らを追う桶屋はいつのまにか、「コント
観覧車」。ヒーローショーをはちゃめちゃにしてしまう。
一方、風は「花粉」男にうざくまとまりつかれ。さすらいの探偵登場。一曲ひいて
は、金くれとうるさいの。処変わって兜町。投資家じじいに「花粉」男が接近。
肩をもみましょうと親切心。おなかが空いたという投資家ににパンを差し出し、
実はパン屋でした。わずかの儲けをメモメモ。なんとまあ、微々たる商売。昼飯
おごるよと投資家は哀れみ心。と「花粉」男の妻といくつなんだかな息子登場。
家族でたかり開始。なんなんですか君たちは、とじじい訝り問答。どんどん芝居
がかって、末には投資家から財布をスる「花粉」男。知らずの投資家をお見送り。
なんか不愉快な投資家、でも肩凝りは不思議と治って、いいこともあり。
ここでニュース。大阪の様子。はシューベルト漫才（中身べたべた）。
さて、桶屋と風はといえば、シンガポールに犯人追跡。現地人、実は「花粉」男
と勘違い会話。ジェスチャー対決だ。（中略）。なんか花粉男だったか、別の
現地人だったかの闘牛師・兄が行方不明、替わりに桶屋はスペイン行き。
コント「影絵」。風はなんでだったか捕まって、拷問中。桶屋に闘牛師になれば
おれは助かると懇願するも拒絶され。人情に厚い江戸っ子と思いきやさにあらず。
いや俺は浜っこと、ドキュメント「横浜の人（不人情な事柄の数々芝居）」。
でも、賞金100万と聞いて、あっさり心変わりで闘牛ｇｏする桶屋。
闘牛というか、なんでもの脱力な対決が、桶屋、風のそれぞれで行われ（似顔絵
対決とか、お客とコミュニケーション取りながらのお楽しみ企画）。ラスト。
また宅急便屋が来訪。非常ボタンの上で捺印。風は復活よかったね。
活きがよくて濃い目キャラの役者○。コントまじりのオムニバス連作構成。
アイデア畳み掛けのラストとか、若い意気込みに好感。ねたは滑るのが多くて、
うーん困っちゃう。変に捻らない方が素直らしいキャラとあっていいかも。
兜町のパン屋とか、しょぼさとハイテンション演技のギャップがわかりやすいの
とか。
劇団ＨＰ：http://www.abba-net.ne.jp/~pool/