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＠川崎 ラゾーナ川崎プラザソル(2007/12/12-13 2ステージ)
http://www.plazasol.jp/
全指定 前売り当日とも4800円
＠赤坂 赤坂RED THEATER 11/27-12/2 10ステージ
＠大阪 HEP HALL 12/7-9 5ステージ
作：楠野一郎 演出：入江雅人 美術＆映像制作：小指値
照明：松村光子 音響：眞澤則子 衣裳：石井大介 演出助手：村西恵
舞台監督：堀吉行 特殊効果：中田彰輝（M.E.U） 宣伝美術：高橋実、横田直人
宣伝写真：松澤亜希子 宣伝ヘアメイク：吉森香織
制作：藤野和美、水野彰弘 企画・製作：プロペラ犬 http://www.propellerken.com/
出演:
水野美紀：かなめ(保育士)、メロ様(大女優）、眼鏡(パフォーマ)、はさみ女 ほか
河原雅彦：たくみ(脚本家)、小池(↑ マネージャ) ほか
2007/12/12(水)小雨 7:35-9:18PM(1'41)下手立ち見 客席超満員(200人)
客層：20-30歳代中心に幅広く、中高年も結構。男女半々。
客入れ：当日券は数席？、キャンセル待ちも出ず、通路で立ち見4，5人。でかいショ
ッピングビル、階下に食べ物屋沢山あり。スポーツジムとヤマハ音楽教室を過ぎた
とこにストライプ壁の劇場。ロビーは狭め、特に入口付近。特別舞台写真展をそんな中
開催、ゆっくりみれやしないよ。やや横幅の広い舞台、全ひな壇客席で見晴らし良好。
折り込みチラシ少々、パンフ。B5 3ページ。スタッフ用ステッカー付き。あいさつ、
スタッフ、予定掲載。次回公演。来年11月。 物販。パンフ B5 飛び出す絵本
付き 1200円。Ｔシャツ2500円、缶バッチ300円、携帯ストラップ
950円。
川崎公演スペシャル キャビネ版生写真3枚組 2タイプ メロ様のサイン入 2000円
カーテンコール2分3回。
女優・水野美紀＋作家・楠野一郎の新企画。第一弾は、八面六臂に活躍中の演劇人・
河原雅彦との二人芝居。なぜか川崎なツアー最終すべりこみねこ。
舞台。小指値つうユニットの手になるジオラマ。上手にマンション窓と風景。中央
から下手にビル街模型。真正面にスクリーン。立体な造形の陰影を動かして、時の
経過を現したり、種々工夫。
お話。一巡りして繋がるオムニバス。「はさみ女」挟まれながら自意識過剰な困った
女。SEXするのか？って、突然言われてもね。「Writing Boy, Working Girl」作家の
男、保育士の元女優の女。生活のためでなく本当に書きたい作品・救助犬みたいな
プロペラ犬にまつわる物語。
「くされもの」アンニュイな女優とマネージャ。ゾ○ビな女優は差し障りありすぎも
、マネージャは献身的にカバーするが。音声のみ「ラジオドラマ」ゾンビな女優と
某男優パロの共演。「湖の女神」偶然でくわしたすっとんきょな自称女性パフォーマ
と彼女に演劇魂を再燃させられたサラリーマン。
音声のみ「ラジオドラマ」女優がＤＪ。「ぽて」作家は夢の中、女が放つ「ぽて」に
翻弄される。「クレイアニメ」段ボールか、かわゆげなキャラ、段ボールのビル街は
ゾンビ化する。「Writing Boy, Working Girl」からプロペラ犬の物語。ゾンビ達に
ビル屋上に追い詰められた男女、救いの手はさしのべられるのか。
まず、恐れを知らぬボケ演技を繰り出す水野美紀が面白い。アドリブ含めて、手綱が
しっかりのコントな芝居ながら、隙がみては放し飼い状態に自由投球。応用力がある
河原雅彦は都度打ち返すも大変。そこら難しさも、互いに楽しみながらやってる風で
なお面白いねこ。Writing〜を除き、どうしてそこまでやるのな珍キャラぞろい。
根拠のない自信過剰ぶりに苦笑しながら、楽しむねこ。
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