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 花上直人 はなうえなおと「愛」M.S.A. Collection 2008 

 @神楽坂 神楽坂die pratze(20008/5/21 1ステージ)
 http://www.geocities.jp/kagurara2000/
 全自由 前売1800円 当日2300円
 
 スタッフ・出演:紺野すみれ
 出演:花上直人

 2008/5/21(水)晴 7:40-8:33PM(53)中段中央 客席超満員(80?人)
 客層:花上さんに愛な、20-30才代女性と中年男性。かけ声掛かけたり一部ハッスル。
 客入れ:桟敷2列、ひな壇に椅子席2列、ベンチ3列。ゆったり埋まり、結局補助も
 出して目一杯超満員。場内が蒸し暑いため、席を確保して外に出ることをおすすめ。
 チラシ少々、パンフなし、物販なし。カーテンコール2人で踊って、ゆったり仕舞い。

 土方巽最後の弟子とか。初見ねこ。お客達は顔見知り通しが多い模様、ファンが
 わんかさとアットホームなムードにて。
 舞台。素舞台。

 構成。寝袋から懸命語り。口やキスずしく、地獄語り。電球ぶん回し。地獄から
 天国と一転、喜色満面に舞い。円筒でブラックホール語り。月面着陸活動。人間を
 円筒に見立て、実演。うんこダンス。うんこ語り。うんこ新聞。愛に身もだえ。
 足裏人形劇。愛は万有引力語り。

 趣向てんこ盛りで愛を語り舞う。もう愛嬌たっぷり、惜しみなくサービス・愛を注ぐ
 禿おじさんがなんか可愛い。愛さずにはおれないねこ。とりわけて、うんこダンス〜
 うんこづくしの場面がラブリー。花上さんがやらかしちゃうたび、お客達は終始にこ
 にこ、時に声援を飛ばし。テーマや内容、表現がどうこうの批評はさておき、天然
 に楽しい花上さん◎。

 構成覚書。
 1バロック音楽。前後に寝、かけられた白布を中に引っ張り込み、両手と袖を描いた
  黒い寝袋が現れ。
 2立ち上がり、口だけを出し、唾を飛ばし、滔々とまくし立てる。人間は言葉を操る
  、フェティシズムに囚われている?とか。麻痺。キス〜ディープスローと語る。
 3さまざま口について。電球をくわえ、口元だけ光らせて舞う。

 4寝袋を脱いで、不動。七つに地獄を語る。頭の禿部分に黄色と赤の一つ目が
  描かれ、Tシャツの前には刺繍を施した布をさげ。電球をはずし、コードをぶん
  ぶん回し、光で模様を描く。無限大=∞とか。
 5ビートルズ ビコーズ。一転、喜悦満面。無邪気に世界のすばらしさを語り、
  駆け回る。

 6円筒形の黒幕に入り、だるまさんが転んだ、地球さんが転んだ。でて、ブラック
  ホールとホワイトホールを円筒をモデルにして語る。
 7月面着陸活動。アシスタントの女性の裸の背中を月面に見立てる。床をはいずり=
  降下、足に墨をつけ、月面な背中に「小さくも大きな足跡」を印す。

 8黒い布と輪っかできた円筒を持ち出し。人間が円筒ででることが証明された。
  円筒形に入る=食べられる。口から胃、腸から肛門。私の身体がかみ砕かれ、
  胃酸で解かされている、ともがきながら反対側からでて、「うんこ」となる。
 9世界初という、うんこダンス始まり。大きなうんこ、ゴーゴーうんこ、バリバリ
  うんこ、もううんこづくし。

 10転がり、麻痺。客席前に敷いてあった新聞紙を抱える。うんこ新聞!!とちぎって
  は客席に投げる。四つんばい。うんこメダ星雲?だったか、宇宙と人間だったかな
  自分は存在しない。
 11平鍋に入り、コーヒー缶で身体に水を注ぐ。鍋を叩く、上に座り、手で胸を負おう
  シャンソン アモール。身もだえをする。床に倒れる。

 12両足の裏に人形をつけて、人形劇。人形の手は糸操り。ハップル望遠鏡が発見した
  銀河の話。銀河は愛の形。愛は万有引力。愛の人形ダンス。ブラックライトとし、
  暗闇に蛍光する人形のデュオダンス。
 13床に頭をつき悶絶。冒頭のモノローグ。愛は重力、万有引力。なんてありきたりで
  単純な結論なんだ。

 14人間ミラーボールをやります。ラメ入りのキャミソールを着て、口に鈴。椅子の
  上。懐中電灯をあててもらい、ゆっくり回る。壁に揺らぐ明かりはなるほどミラー
  ボール。
 15カーテンコール。アシスタント女性と、Where is the Love?(Black Eyed Peas)に
  のり、ゆったりと舞いながら、挨拶。

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