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 プロペラ Propeller「ヴェニスの商人 The Merchant of Venice」

 @池袋 東京芸術劇場 中ホール(2009/7/3-11 6ステージ)
 http://www.geigeki.jp/
 全指定 S席6500円(65歳以上3250円)A席4500円(25歳以下2250円)
 “オトコたちのシェイクスピアセット券”10000円

 脚本:シェイクスピア 演出:エドワード・ホール Edward Hall
 芸術監督:野田秀樹 技術統括:白神久吉 技術統括助手:白石良高
 舞台監督:足立充章 舞台:雄弁会社リンペット(林正 河本昌洋)ほか
 広報監修:徳永京子 宣伝美術:矢島健、佐藤真喜子(ライズデザインオフィス)
 企画・招聘・制作:東京芸術劇場(財団法人東京都歴史文化財団)
 出演:
 Bob Barrett    :アントーニオ Antonio
 Kelsey Brookfield :ポーシャ Portia
 Babou Ceesay   :ヴェニスの公爵 Duke of Venlce
 Richard Clothier : シャイロック Shylock
 Richard Dempsey  :ロレンゾー Lorenzo
 John Dougall   :ラーンスロット・ゴボー Lanceiot Gobbo
 Richard Frame  :グラシアーノー Gratiano
 Jonathan Livingstone :モロッコの大公/牧師 Morocco/Preachern
 Chris Myles   :ネリッサ Nerissa
 David Newman  :ムッシュー・ル・ボン Monsleur le Bon
 Thomas Padden  :チューバル/アラゴンの大公 Tubai/Aragon
 Sam Swainsbury :サレーリオ Salerio
 Jack Tarlton  :バッサーニオ Bassanio
 Jon Trenchard  :ジェシカ Jessica

 アンダースタディー:David Newman /Jonathan livingstone

 2009/7/11(土)曇 1:35-4:01PM(1'14/休20/51)1F中段中央 客席満員?(800人?)
 客層:とりどり、高校生からじじばばまで。男女半々。
 客入れ:当日券あり?、まんべんなく埋まる客席。同時通訳イヤホンガイド500円
 (保証金1000円)。折り込みチラシ それなり。パンフ A5 10ページ。赤青2色で
 立体写真仕立てかと思ったねこ。挨拶、解説、配役、予定ほか。
 カーテンコール2回1分。

 男性だけ英国劇団。女性キャラも男性が演じて、中世オリジナル。と思ったら、
 演出家は歌舞伎留学、宝塚にインスパイアされたとか。ふーん。

 舞台。3方向イントレな鉄格子、通路をあげて2階建て。左右手前に移動式檻を収納。
 お話。ベニスの商人アントーニオは高利貸しのシャイロックから借りた金の返済で
 苦しめられる。そんな窮地を、親友の婚約者ポーシャの機転で救われる。

 ざっくりシンプルな演技演出、ストレートな会話劇。人種と個人の憎悪が行き交う
 エグイ内容をさっくりと台詞基本で描写。台詞回し、アカペラコーラスともスムース
 、油断すると良い気持ちにさせられそうになり。ポーシャ役は長身にハイヒールで
 しなをつくるけど、この女性化には違和感。ふとっちょの侍女はさらにそうで、後半
 の男装場面は変装でなく、戻っただけに見えて、うーん。刑務所舞台で人間公平な
 設定とか。これも物語とは違和感があって、うーん。

 

 
 劇場前に、日比野克彦デザインの舞台But-a-I。大学演劇部の公演とかあり。

 
 劇場内も野田氏写真をセンターに日比野垂れ幕。左上が「野田版 国姓爺合戦」、ほかは
 「ゼンダ城の虜」の幕絵。

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