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＠初台 新国立劇場 中劇場(22009/9/11-16 8ステージ)
http://www.nntt.jac.go.jp/
S席10500円 A席8400円 B席6300円 SS席12600円
＠大阪 厚生年金会館芸術ホール 9/20-21 3ステージ
原作:アファナシェフ 脚本:ラミューズ 音楽:イゴール･ストラヴィンスキー
演出･振付:ウィリアム･タケット 美術：レズ・ブラザーストーン
照明：ニール・オースチン 舞台監督：マーク・ダフィ、菅隆司
出演：
アダム･クーパー ：兵士
マシュー･ハート ：悪魔
ゼナイダ･ヤノウスキー：王女、婚約者
ウィル･ケンプ ：ストーリーテラー
演奏：
指揮：ティム・マーレイ 演奏：ソルジャーズアンサンブル・オーケストラ
2009/9/11(金)晴 7:36-8:49PM(1'09)1F中段中央 客席9?割(700?人)
客層：20-30才代とおばさま中心に女性9割超。単独客も結構。おじさん点在。
客入れ：舞台至近2+3列、通路を挟んで11列。2Fは3列。字幕が両袖に近し、前側の席
から見えるのかしらん？。案内丁寧。女子トイレは男子トイレ転用、奧側なら空き
あり。折り込みチラシは希望者のみ。パンフなし。物販。パンフ 2000円 トート
バック付2500円。内容不明。Ｔシャツ2800円。タオル1000円。ポーチ700円。ほか関連
DVD。リピータチケットは舞台写真付き。 カーテンコール4分4回。スタオベ点在。
通常バレエと芝居役を分けるのを、ダンサーが兼ねた大変演出。豪華キャストに
女子わくわくな日本公演。ねこは、篠井英介×いっこく堂版以来。
舞台。古ぼけたアールデコのバー・シアターを建て込み。中央に優雅な曲線を描く
バルコニーを両脇に置いた舞台内舞台。緋色のベルベットカーテン、柱は鏡、背景に
鳥人の絵。両脇にバーテーブル、お客役常駐。中央奈落がオケピ、墜ちないよう、
貝殻型止め飾りぐるり。下手奥に楽屋、支度の役者を見せたり。
お話。兵士は帰還の道すがら、大事のバイオリンを悪魔の本と交換。弾き方を教え
てる間に3年経過の浦島太郎。婚約者は既に他人の子持ち。やけっぱちの兵士は、
未来がわかる本でマネーゲーム。稼いだ金で悪魔から取り戻したバイオリンをしかし
もう弾けない。振り出しに戻った兵士、その旅路で王女の病を癒してと、とある城に
請われるが。教訓含みの結末、2つの幸福を得ようと思えば相殺されるに、ふーん
ねこ。
達人達の黒いヴォードヴィル。下世話なお嬢様、異形の悪魔に翻弄される人形な純朴
美青年。毒気混じりのコントな芝居で、コミカルに描き。胡散くさい、怪しいやり
取りから、突発するダンスは華麗なパドドゥなどと自在。驚いて目が点→ハートに
なるねこ。天国のように甘く、地獄のように苦い 奇妙な取り合わせが面白く、
魅せられ。そんなこんなも、凄すぎる身体をもつダンサーと、鮮やかな彩りのストラ
ヴィンスキー音楽の協演がもたらす高揚感を前には二の次。ただもう観て、楽しむねこ。
役者。マシュー・ハート。妖怪人間ですか？と聞きたくなる、奇態演技で強烈。
ゼナイダ。清濁を一人二役で面白い、あくまでキュート。ウィル･ケンプ。ダンディも、
チャーミング。アクが濃いキャラの中、アダム･クーパー。翻弄される人の弱さとともに
強さを丁寧に現して、すっと存在感。
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