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＠神楽坂 セッションハウス(2011/9/24-25 3ステージ)
http://www.session-house.net/
全自由 前売3000円 当日3500円
作・演出・振付：ホナガヨウコ
衣装：spoken words project スタイリング：山本裕子（馬場圭介事務所）
ヘアメイク：大橋絵美 宣伝写真 : 牧野智晃(4×5) 宣伝美術：増田菜美（66DESIGN）
照明：石関美穂 音響：相川貴 舞台監督：伊達麻衣子 主催：ホナガヨウコ企画
共催：セッションハウス企画室
音出演：テニスコーツ（さや＋植野隆司）
体出演：朝比奈尚行[ 時々自動]、菊池明明[ナイロン100℃]、本間達也、
ホナガヨウコ
2011/9/25(日)晴 2:13-3:23PM(1'10)対角席前方 客席満員(80人?)
客層：20-30歳代中心。幼児連れママ、おじさんおばさん少々。
客入れ：先着受付順。当日券はなく、キャンセル待ち10人ほどの盛況。2面客席
桟敷1〜2 椅子2〜4列。空席誘導や詰めをまめに行い。折り込みチラシ少々。
パンフ A4 1枚。挨拶、スタッフ、予定。物販。いろいろ。
カーテンコール 演出込み2回。
コンテンポラリダンサー・ホナガヨウコさん企画。初見ねこ。今回は小劇場演劇、
パフォーマンス、ポップ・ミュージックとのコラボ企画。
構成 シーンタイトル
1 ディスコミュニケーションを受け入れる
2 君の好きなもの10コ
3 想像する創造
4 それを言ったら野暮なこと
5 構わないで下さい
6 君の嫌いなもの10コ
7 イライザ
8 1人と1人
9 愛さないで下さい
10 いいよ、さよなら
・ギター弾き男性へ、ホナガさんがアクロバティックにしがみつく、
・女性2人がコミカルにダンス振り。想像、するされることを発話。
・朝比奈さん、菊地さんへ好きなこと10上げてもらい、都度わかるわからないと
応答。概ねわかる、最後の歯医者で麻酔が残る歯茎はキッパリわからない。
・ホナガさんへ、ギター弾きの男性がアクロバティックにしがみつく。双方必死。
・愛さないでください、どうか♪とテニスコーツ歌う。
・嫌いなことを10上げて貰い、都度わかるわからない問答。概ね否定、最後に
好きな人と別れる改で、きっぱり肯定。
・ホナガさん、朝比奈さんにおぶってもらいながら、学生時代ちょっと高慢な男友達
が書いた小説を読んだときの記憶語り。うんちく沢山の男性主人公、最後に唐突に
愛を告白する内容になんじゃそりゃ。おんぶ、それぞれしあい。夕暮れ色の中、
2人空を飛ぶポーズ。
・歌ってユニゾン、手振り、蛙跳び。仲よさげな2人（ホナガ、本間）だけど、
しばし後暗雲立ちこめ、剣呑なやりとり。他人他人、1人じゃなく2人、どんなに
近づいても僕らは2人の他人です♪と歌を添え。
・白い大判のＴシャツをおそろい、ずれ、イライザ、リズム、他の人と淡く文字が
プリントされ。振付をしながら指さし、手振り。愛さないで下さいな意味を、
韻を踏んだ英文とも発話し、動きを連ねていく。最後は総員ユニゾン。
・4人並んでさよなら、手振りしながら退場。
副題どおり、ダンスと演劇、音楽もちよりの全方位コラボレーション。単純な動き
だけでない。折々の抒情溢れる情景を表現。パフォーマの魅力も活かしたライブ感
あるもの。テーマはわかってもらえない、一方的求愛への全力否定。と、絶望的で
シリアスな内容も終始ポップに潤色。すっとぼけたユーモアで全体くるみ、明るく
面白く描き。断絶を前向きに捉えたというか、軽妙も骨太の手応えがあって〇。
パフォーマ達は協調すれどなれ合いはせずと粒立ち。中性的ですらっとした
菊地さん、締めつつ自由さでええ味出す朝比奈さん。伸びやかな動き、ドライも時折
示す抒情性ある仕草に好感のホナガさん。テニスコーツ音楽がまたいい。シンプルで
美しく、刻むよに心に響くメロディと歌詞。さりげないけど、しみじみ沁みて素敵。
一目惚れ状態ねこ。
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