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＠北品川 原美術館中庭(2011/12/2-3 2ステージ)
http://www.haramuseum.or.jp/
ホールS席(屋内指定席)4000円 ホールA席(屋内指定席)3500円
カフェB席(半屋内指定席)3500円 自由席C席(一部立ち見(一部屋外))3000円
作・演出・映像：奥秀太郎 振付：黒田育世 音楽：松本じろ 主催：原美術館
出演：
黒田育世、本多章一、ジェーニャ、畠山勇樹、續木淳平、幸田尚恵、鈴木雄大、
あらいまい、森一生、青木伸仁、富樫実生、馬屋原彩咲、賀本航
2011/12/03(土)曇 7:05-8:16PM(1'09)正面最前列 客席超満員(120?人)
客層：20-30歳代最多に大人寄りに幅広く。男女半々。
客入れ：開演前に常設展ほか観ることでき。2F奥の奈良美智部屋はXmssバージョン
ガラス囲いテラスで雨の日も安心。映像と正面にリクライニング椅子4列、後方に
通常椅子2列。側面側に通常椅子3列と後方立見。チラシ配布なし。パンフ A4 1枚。
カーテンコール1回2分。
壁や庭に映像を投影するプロジェクションマッピング演出での舞台。企画第2弾とか。
舞台。横に広がる中庭、中央に映写装置と上手に離れて一脚の椅子。正面建物、
時に庭地面もスクリーンとして背景映像・街路、車窓、劇場を投影。布を渡したり、
人が立ったり、「スクリーン」は種々工夫。
お話。視力を失いつつある映写技師の青年。思い出すのは少年期に親しんだ少女、
その踊る姿。診察のため東京へ向かう電車は銀河を渡り、雪中のロシア、長じて
少女が出演している劇場へと到着する。映写室、青年の生家やアパート、過去と
現在を往還しながら描く、センチメンタルな心の旅。
情景、装置と見事に化す緻密な映像というか世界に、ほよよねこ。リアルを模す場面
より、列車が雪中夢幻世界に入る場面とか、ドキドキしてみたり。芝居、会話場面が
段取りもあってか、ちと間延びして感じられ。白河夜船と夢想に落ちる青年の感傷が
ねこにはちと甘すぎ。ピリッと締めてくれる、黒田ダンスを堪能。全身にあふれる
生気、寒天に駆け跳ぶ姿の輝き、力強さをほれぼれとみるねこ。
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