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＠小竹向原 アトリエ春風舎(2012/4/13-19 10ステージ)
全自由(整理番号付) 予約・当日共1500円
作・演出：安倍健太郎 照明操作：菅温子 美術アドバイザー：鈴木健介
制作協力：榎戸源胤（五反田団）
出演：
辻村優子 ：竹田晴美
鈴木義君 ：柾木修司(晴美と同棲)ほか
安倍健太郎[青年団]：竹田真吾(晴美兄)
太田みち ：石川幸枝(真吾恋人)
猪股俊明 ：竹田誠一郎(晴美父)
2012/4/16(月)晴 7:35-8:52PM(1'17)前方中央 客席超満員(30人)
客層：20-30歳代中心、男性過半数。
客入れ：ひな壇に椅子3列とこじんまり。折り込みチラシそれなり。パンフ B5
3ページ。挨拶、配役、ステッフ、予定。物販。台本合ったかな？。
カーテンコール1回。
青年団俳優・安倍健太郎さん、新ユニット第1回公演。
舞台。下手で巨大な円筒柱。黒い木造のラックにヘルメット安全帯のガテン衣裳。
中央手前ローテーブル、漫画雑誌の上にラジカセ。
お話。竹田晴美、27歳、独身。東京一人暮らし、大学は中退、バイト生活。ガテン系
の男と同居中。しっかりサラリーマンの兄にコンプレックス。父親が倒れたと聞き、
そんな兄と5年振りに帰省となる。大人社会の中で、子供じみただだコネでなんとか
しようとする大人の踏ん張り話。
とっても等身大な日常話、を嵌まったキャスティング、精緻な現代口語演劇で造り
込み。さりげなくも、微に入り細に入り、心のひだを描いて共感共鳴。地味もしみ
じみ沁みるねこ。中盤からは、父の死や将来の不安を象徴する死神が登場。夢とも
現とも、飛躍した妙味も添えて面白くし。
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