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＠大阪梅田 HEP HALL（2013/7/24-29 9ステージ）
http://www.hephall.com/
全指定 一般4300円 学生3000円
作・演出：末満健一（ピースピット） 振付：大熊隆太郎（壱劇屋）
舞台監督：久保克司［スタッフステーション］ 振付：大熊隆太郎［壱劇屋］
音楽：瓢箪島光一 音響：児島塁［Quantum Leap*］
照明：加藤直子［DASH COMPANY］ 舞台美術：佐野泰広［CQ］
衣裳：植田昇明［kasane］ 中継：竹崎博人［flat box］
宣伝デザイン・宣伝写真・記録映像：堀川高志［kutowans studio］
宣伝衣装：田中秀彦［iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA］宣伝ヘアメイク：歯朶原諭子
［iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA］ 制作：水口美佳、寺井ゆうこ［LOTUS］
企画・製作：LOTUS 主催：ピースピット
出演：
山浦徹｛化石オートバイ] ：久住春昌（由多に妻美月を殺される）
益山寛司｛劇団子供鉅人] ：由多壮一郎（無差別殺人犯）
中川浩三 ：村瀬源次（刑事）
中村真利亜｛TAKE IT EASY!]：美月（久住の妻）
橋爪未萠里｛劇団赤鬼] ：律
杉森大祐｛売込隊ビーム] ：神様
大熊隆太郎｛壱劇屋] ：高坂心太郎（由多の会社同僚）
末満健一｛ピースピット] ：玉山秀治（美月の過去恋人）
2013/7/28(日)曇 2:04-4:11PM(2'06)後方下手 客席ほぼ満員（160人）
客層：20-30才代中心、女性7、8割。
客入れ：通常客席、ゆるスロープ＋高め舞台で見やすし。クーラー効き過ぎ。
折り込みチラシそれなり。パンフ A5 2ページ。次回公演。来年1月「れみぜやん」
＠ABCホール。物販。過去公演ＤＶＤなど。カーテンコール2回1分。
女子に人気の劇団、久々の本公演とか。
舞台。廃屋診療所。ひび割れたコンクリート壁、倒れた調度類、積まれた粗大ゴミ。
お話。連続殺人に巻き込まれ、妻を殺された男。その理由を知りたいと私怨を
募らせ、担当刑事を巻き込んで、犯人の青年を強奪。自白剤を投与するが、
青年が語る言葉は望んだ真実ではなかった。青年と妻は恋愛関係にあり。
青年は凶行を正当化する「女友人」と「神」を内にもっている。彼に迫る強奪犯
とも、その「妻」＝ファムファタールにとりつかれている。
複雑でトリッキーなサイコホラー。現実と虚妄の混濁、明らかとなる意外な真実の
謎解き展開で牽引。ファムファタールな女性に振り回される純情で過激な男達の
悲劇。かよわない叶わない悲恋で一本通して、面倒くさい設定も潔く共感でき。
ドライな語り口に好感、シーン間ダンスで風通しよく。全部みせちゃうのがちょっと
もの足りないねこ。カーテンコールがないほうが、苦い後味が残っていいのに。
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