＠渋谷 東急シアターオーブ(2013/11/08-30 27ステージ)
http://theatre-orb.com/index.html
全指定 S席12500円 A席10500円 B席8500円
＠大阪 オリックス劇場 10/12-26 15ステージ
脚本：青木豪 演出：いのうえひでのり[劇団☆新感線] 音楽：岩代太郎
照明：原田保 美術：二村周作 衣裳：小峰リリー ヘアメイク：河村陽子
音響：井上哲司 音響効果：末谷あずさ、大木裕介 音楽監督：松崎雄一
振付：川崎悦子 殺陣指導：田尻茂一、川原正嗣 アクション監督：川原正嗣
小道具：高橋岳蔵 特殊効果：南義明 映像：上田大樹 歌唱指導：右近健一
演出助手：山崎総司 舞台監督：藤崎遊 宣伝美術・アートディレクション＆
デザイン：河野真一 製作：山崎浩一
エグゼクティブプロデューサー：藤島ジュリーK. 企画・製作：株式会社パルコ、
東京グローブ座
出演：
源氏側
森田剛：源範頼（鉈切り丸）
生瀬勝久：源頼朝（範頼の兄）
若村真由美：北条政子（頼朝の妻）
宮地雅子：比丘尼（乳母）、女郎屋の女将
須賀健太：源義経（範頼の弟）
千葉哲也：武蔵坊弁慶
木村了 ：和田義盛（頼朝の家臣）
渡辺いっけい：梶原景時（頼朝の家臣）
山内圭哉：大江広元（頼朝の側近）
秋山菜津子：イト（範頼の実母）
成海璃子 ：巴御前（木曽義仲の妻・範頼の妻）
岸田タツヤ：源頼家
大野瑞生 ：源実朝
喜多陽子 ：乙姫
平家側
麻実れい：建礼門院
河野まさと：木曾義仲、義仲寺の僧
村木仁 ：平兵衛
川原正嗣：今井兼平、藤原泰衡
武田浩二：土佐坊昌俊
藤家剛、加藤学、川島弘之、安田桃太郎、伊藤敦人、南誉士広、虎玉大介、
西川瑞 ：源次の武士、藤原の武士、鎌倉の御家人、村人ほか
生尾佳子、齋藤志野、井坪あつみ、小波羅ちえ、清水美冬、牧内沙織、
上田亜希子：女郎、女官、舞人ほか
COZY［映像］：安徳天皇
松崎雄一（キーボード）、稲葉明徳（篳篥）、岡部亘（パーカッション）、
山田智之（パーカッション）
2013/11/18(月)晴 6:32-9:55PM(1'23/休20/1'35)1F後方中央 客席満員(1900人)
客層：20-30才代女性9割。
客入れ：折り込みチラシ少なめ。パンフなし(パルコだから)。物販。パンフ A4やや
大きめ 2000円 舞台写真とか入った東京版とか。CD2000円 Tシャツ2800、3000円
戯曲本1575円他。 9:50PM終演 カーテンコール3回5分 最後はスタオベ。
リチャード三世を鎌倉時代初期に翻案したシリーズ最新作。豪華配役で上演。
舞台。森の壁が舞台幅。取って奥行き、本水の雨やらで臨場感。床を含めて照明で
美しく染め。装置持ちこみ式。
お話。源平合戦直後の鎌倉。源義朝の私生児はセムシでビッコの異形ながら、自らを
鍛え、知力を尽くし、悪逆を尽くして将軍へと上り詰める。が、仲間割れから自滅の
運命が待っていて。
メタルマクベスに続くかという、ハード・スペクタクル。リチャード三世をうまい事
移し変えてお見事。説明せりふが多い前半に鼻白むけど、後半の急進には目が奪われ。
汚れ役の悪漢を森田君。身を投げ出し、さらしての好演で圧倒。心理劇の趣もあり、
華あるヒーローにはなれなかった屈託、哀切をきちんと感じさせ。そこら、人気者の
頼朝・成瀬勝久がよく相対対照。砕けすぎ、はしゃぎ過ぎの感あるけど。研礼門院・
麻実れいが平家の怨念を一手に引き受け、さすがの存在感で魅了。
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