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＠西巣鴨 にしすがも創造舎(2013/12/5-8 6ステージ)
http://sozosha.anj.or.jp/
全自由 4500円 当日5000円 学生3000円 U18 1000円
＠京都 京都芸術劇場 春秋座 11/28-30 4ステージ
作：松田正隆[マレビトの会] 演出・美術：松本雄吉[維新派]
参照作品：「ストーカー」「惑星ソラリス」等（アンドレイ・タルコフスキーの
映画作品） 照明：吉本有輝子 音響・音楽：荒木優光、佐藤武紀
衣装：清川敦子 舞台監督：大田和司 舞台監督助手：浜村修司 演出部：柏木準人
小道具：相澤怜美、吉本博子、境野香穂里 美術制作：柴田隆弘
宣伝美術：塚原悠也（contact Gonzo） デザイン協力：西村
空撮協力：小川航空 制作：川原美保 制作・広報：土屋和歌子
制作助手：山崎佳奈子 企画立案：松田正隆、森山直人（京都造形芸術大学
舞台芸術研究センター） 制作協力：維新派、マレビトの会、torindo、丸井重樹
制作支援：京都芸術センター 製作：京都造形芸術大学 舞台芸術研究センター
共同製作・主催：フェスティバル/トーキョー
出演：
山中 崇 ：須藤慎司(会社員・ゾーンへの室内人)
占部房子 ：須藤今日子(須藤の妻）
武田 暁[魚灯]：日野秋子（ラジオ局勤務・今日子の姉）
筒井 潤[dracom]：御厨 実（ここ十年以上撮影してない映画監督・秋子の同居人）
幡司健太 ：鞍馬絵 仁（建築家）
小坂浩之 ：朝永 譲治（須藤の会社の同僚・伊地知の大学の友人）
山口惠子 ：朝永 香織（朝永の妹）
西山真来 ：安曇野信子（売れない女優）
酒井和哉 ：伊地知 剛（休職中の高校教師）
増田美佳 ：井上由紀子（カフェの店員）
和田華子 ：前田 美鈴（女子高生）
森 正吏[維新派]：池田 光一（前田の死んだ友達）
2013/12/08(日)晴 2:05-4:08PM(2'03)中段中央 客席満員(240人)
客層：学生〜中年層に別れ。男女半々。
客入れ：開場時40人ほど。通常客席。俯瞰してみた方が○。折り込みチラシそれなり
パンフ A5冊子。物販。石チョコ 50円ほか。 カーテンコール1回。
舞台。棚田に段々、間を通路が横走るマットな黒丘陵な装置。一本の枯れ木、
広がるビルのシルエット、聖堂の窓、水や風の音、隠れキリシタンらイメージが
ぽつぽつ。黒マントに帽子の通行人達がしばし往来。
お話。災禍後住民は追われ立ち入り禁止区域となったゾーン。亡き人に会えるとの
噂がたち。「案内人」の手引きで恋人との再会を果たす女子高生。彼女の自転車に
引かれかけたラジオＤＪ、彼女の恋人を寝取るその妹。彼らと縁がある映画監督と
その恋人、女優志願の女。ら、生死を越え、出会うはずのない人たちがすったもんだ
する群像劇。
断ち切られた人達の日常・折々変調メロドラマ。松田正隆の久々ストレートな
会話劇。をスペクタクル性、日本語ラップなどの維新派要素を削いで、モノクローム
なトーンで粛々と演出。現実と記憶、妄想がひとつながりなり、都市や野外のノイズ
が混じり。ゾーンの存在、案内人が背負う重さが不安の心象、叫びを呼び覚ますかの
よう。会話劇を借りた、重層する心理劇を興味深く眺めるねこ。
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