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＠池袋 東京芸術劇場 シアターウエスト(2013/12/21-25 8ステージ)
http://www.geigeki.jp/
全自由 3800円 当日4300円 学生2500円 2公演通し券7000円
作：フェルディナント・フォン・シーラッハ 翻訳：酒寄進一
演出：森新太郎[演劇集団円] 美術・衣装：カナイヒロミ 照明：佐々木真喜子
音響：穴沢淳 舞台監督：小川信濃 宣伝美術：000=triple-0 制作：橋爪弥宵ほか
企画・製作：橋爪功[演劇集団円]
朗読：橋爪功
2013/12/24(火)晴 7:05-8:47PM(1'42）最前方中央 客席5,6割(70？人)
客層:大人中心、中年層過半数、女性多め。
客入れ:最前E列〜7、8列。折り込みチラシはロビー置きし希望者が各自。
パンフ B5 3ページ。挨拶と作品導入部、プロフィール。物販なし。
カーテンコール1回1分。クリスマスイブです、来年も皆様の、と結び。
ドイツ発日本でもベストセラーの「罪悪」15作品の中から「ふるさと祭り」25分
「イルミナティ」45分「雪」30分
舞台。潮がうねったような壁一面、中央に窓。当初は赤、緑一色も、後半青空、
クリスマスツリーが覗き見せ。上手後ろ向きの書斎机、コート掛け、下手に
ガラス扉の本箱。
お話。ふるさと祭り。祭イベントの素人達は楽屋に迷い込んだ女性を集団レイプし、
うち捨てる。裁判の弁護を買って出た弁護士は法律以前の罪と裁きがなにか思い知る
イルミナティ。闇の組織を敬愛する者達。寄宿舎で倦怠をかこつ学生が取り付けれて
しまい、とある生徒を軽犯罪を犯した罪からイケニエとする。しかし彼は未成年で
あり、目撃者もなく、すべては無かったことに。雪。自宅を麻薬工場に間貸しした
老人は連座を疑われ投獄されるが黙秘を続ける。面会に来た首謀者の内縁の妻が
ためであった。しかし皮肉な顛末がまっていて。
刻むように淡々と、しかし力強い朗読。法律以前の罪と罰、人間の意識と心理を
端的な言葉で印す原作に見事に呼応。来訪したスーツ姿の初老弁護士然。取り返せ
ない哀しみを前には言葉少なく。立ち座り、ふと立ち止まり、ため息の間も物語
世界に立ち会ったものの有り様をよく映し。年末恒例を目論んでいるとかで、
次回が待ち遠しいねこ。
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