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＠王子 王子小劇場(2014/02/21-23 5ステージ)
http://www.en-geki.com/index.html
全自由 一般2000円 高校生以下1000円
原案：いわき総合高校演劇部 脚本・構成・演出：いしいみちこ
舞台監督：中西隆雄 照明：山口久隆(S-B-S)制作：服部悦子 詩森ろば
主催：福島県立いわき総合広告演劇部 企画公演実行委員会
演劇ぶっく＋黒目写真館＋針巻デザイン室
出演：
松本芽生、田中涼、青木愛、片寄真亜也、千色和希、高橋なつみ、飛知和寿輝、
大蔵郁弥、西田藍、鈴木莉奈、屋代七海、渡部若菜、新妻宏恵、鈴木ゆうか、
松澤和彦、桜井智恵理、原田麻穂、藤田南帆、油座すみれ、清野希望叶、
大内透吾、星野ひまわり、鈴木卓巳、五十嵐緑樹、遠藤帆華、長谷川媛加、
松本五月、矢数愛実、小澤奈津、草野和恵、里見梨央奈、助川咲、手塚彩乃、
秋元菜々美、佐野晴香、薗部望美
2014/02/21(金)晴 7:07-8:12PM(1'04)中段中央 客席超満員(70人)
客層：20-30才代と中年男性(先生ぽい)。男女半々。高校生はいなそう。
客入れ：整列なし、10番づつ呼び出し。開場時20人ほど。折り込みチラシ厚め。
パンフ A4 6ページ。各挨拶、出演者自筆の東京に思うこと伝えたいこと。
物販。台本500円 出演者自作 缶バッチ200円。
演劇ファン、関係者注目の福島の高校発 最前線演劇 新作。タイトルは2013年の
イメージ。あひるが2、0が○で月。
舞台。体育館のよう、床に二重の□枠、斜線。四隅と中間に学校椅子。
お話。震災から2年。高校三年生達の家をでて教室につくまでの朝の風景。
教室全体風景の「地図」スケッチに戻りながら、連綿とリレー式モノローグ。
震災、原発事故で変わってしまった町、疎開した自身、友人と家族。流れていく日々
にしかし共有できない境遇、薄れていく記憶へのいらだち、抗い。
自己を含めた他者を自分の言葉で赤裸々に語る。真っ直ぐ見つめる美しい役者達と
引き出す演出の内なる強さに心打たれるねこ。10代の学校生活、被災地福島の
当事性、極私的なことなのに時をともにする観客の心に響き、不偏なものとし。
モノローグ主体だけど、主観と客観な配役で交わし、リズミカルに進め。リフレイン
を多用する構成でさらに。そんな体、ムードのパフォーマンス色ある身体表現で
ユーモア添えて○。
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