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＠埼玉宮代町・新しい村 東武動物公園湖上浮き桟橋ステージ(2014/08/16 1ステージ)
http://www.atarasiimura.com/
無料(投げ銭）
作：唐十郎(初版） 演出：高野竜 https://twitter.com/takanoryu
平原演劇祭 http://heigenfes.webnode.jp/
出演：
三品優里子：いちよ、もろは
冬岸るい ：アキヨシ
青木祥子 ：大貫
朝戸佑飛 ：殿
松岡千明 ：かじか
松本萌 ：医者
藍沢彩羽 ：千賀
フジタタイセイ：ねんねこ男、消防団員
2014/08/16(土)大雨/曇 6:04-8:26PM(55/休14/1'08)上手側 客席6割?(25?人)
客層：20-30才代男女とおじさん。男性過半数。
客入れ：駅から徒歩15分、公園内池の畔に２つのテント客席、地面に板渡しベンチ
4列。お尻対策に新聞紙配布。激しめの幸い風はない中、開演。主宰・高野竜さん
から開演前と終演後あいさつ。中学の時本多劇場こけら落ちし公演をみて演劇に
目覚めさせられた作品、31年経ち念願の上演。来年も8月に通常芝居形式で上演
するとのこと。10/13には古民家で第三部を上演予定。
折り込みチラシ、パンフなし。物販。ビール100円 枝豆食べ放題。
カーテンコール1回 挨拶込み5分。
舞台。6畳間大の桟橋ステージ。ちゃぶ台１。分割いかだ式で足下不安定。
陸側の障子戸内に便所装置を設定。正面奥が東武動物園、19:30より20分間
花火が上がり、舞台と協演。
お話。キャバレーの女・いちよの部屋に通う、サラリーマン・アキヨシ。彼はいちよ
とうり二つの姉・もろはを慕い、いわば三角関係。香気と毒を放つ、秘密の花園に
囚われ、現実と妄想は境界を無くしていく。
心中と後半の嵐場面を体現させる水上、水没芝居。ぽつねんと儚げなお茶の間装置に
ぐっとくる。雨に濡れながら熱演する、とりわけ主役二人三品さん、冬岸さんは
役柄も合って引き込まれ。終始テキスト(雨に濡れて大変)は手放さないけど、
リーディングを感じさせず。この二人以外はずっこけると入水、この水上水中での
距離感が絶妙。後半、大貫役青木さん、千賀役藍沢さんは常時水没。かじか役・
松岡さんは最多入水、最後は原作に沿うように自転車で走り込んでダイブ。
若手らしい活気ある演技で清々しいねこ。花火大会が劇中開始、アキヨシに迫る
いちよ／もろはの情念のようで、得がたい効果となり。連発されると台詞聞こえなく
なっちゃうけどね。
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