＠池袋 東京芸術劇場シアターイースト(2015/5/22-31 11ステージ)休演5/26
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ブスシート（指定席・最前列・ポスター付）当日・前売4000円
一般シート（指定席）当日・前売4000円
脚本・演出 ぺヤンヌマキ 美術：田中敏恵 照明：伊藤孝（ART CORE）
映像・宣伝美術：冨田中理（Selfimage Products） 劇中BGM：和田俊輔
音響：佐藤こうじ（Sugar Sound） 舞台監督：金安凌平、弘光凌平
演出部：田村優依、稲葉千隼 宣伝ヘアメイク：中西瑞美 宣伝写真：曳野若菜
WEB：rhythmicsequences 制作進行：榎本靖 制作黒澤友子 票券：冨永直子
主催：ブス会
出演(初演と同じ）：
リカコ 安藤玉恵
ルミ もたい陽子
カエデ 高野ゆらこ
マリナ 松本まりか
カスミ 内田慈
監督 仗桐安
ＡＤ 尾倉ケント
2015/05/28(木)晴 7:37-9:17PM(1'39)最前方中央 客席ほぼ満員(250人)
客層：男性過半数、おじさん多め。
客入れ：通常客席。最前列ブスシートは半分ほどの入り。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4両面。次回公演11月＠スズナリ。物販。パンフ A5 1200円。
B2ポスター500円(箱入)。台本1000円。カーテンコール2回1分。
若くも無いＡＶ女優リカコとカスミの軌跡を追うような、シリーズ第2弾の再演。
舞台。スタジオにパーティション、診断室のセット。下手に楽屋兼の机、冷蔵庫やら
お話。元アイドルが攻められるレズAVの撮影現場。ベテランの立ち女優はくちさが
ないが、プロの気構えはきっちり。復活した熟女AV女優もそうありたいが思うに
任せ、迷惑をかけてしまう。
いい感じに重ねている女優達、仲間◎紀恵のよう順調におばさんに向かってて嬉しく
なるねこ。働く女性賛歌、しかし家族にも憚るというジレンマつきで味のある舞台。
表情、仕草ら一挙手一投足〜生き様をニヤニヤと楽しく眺めるねこ。会場のスタジオ
感が増したせいか、現場感アップ。すったもんだ〜疲れと颯爽と帰るラストが充足、
とても清々しい。続編が楽しみだなあねこ。
アフタートーク 9:24-9:38PM(14) 8割？ほど居残り
上野千鶴子（社会学者）、ペヤンヌマキ 司会：雨宮まみ（ライター）
上野(感想) 笑えたけど、ある種のプロイズム、女の真面目さが全編。それは
それで面白いけど、男との絡みがあったら笑えない。いないと思うけど潮吹きに
影響される人が出たらどうするの？
雨宮（ＡＶの弊害という）ＡＶをみて、無理矢理させる男がいる。レアケースで
塩吹きができるようになった女もいる。
上野 バカな話を真に受ける人がでたらどうする？（雨宮 でも特殊技術ですから）
上野（ブス会＊は）初めてみた。ポツドールは情報が回ってきて観に行ったことが
ある。
雨宮 女の道について紹介。前作は誰がある男にもてるかと経過を描いていた。
男の承認が得たいという話だったが、それですらなくなって、何を信じれば
いいかの舞台になった。
上野 頭の9割は子供のことという台詞がリアル。まったくその通り。
雨宮 風俗の人にはそういう人が多い。
上野 子供に自分の職業をどういうのかという。(ペヤンヌ そこがジレンマ）
履歴書に書けない仕事。
雨宮 がんばって真面目に働いているのに、仕事として書けない。
上野 終わって、ごくろうさんの爽快感はまるでアスリート（ペヤンヌ アスリート
として描いています）女の祝祭。達成感はアイヒマンもそうだったろうかと、
たとえ地獄の道だったとしても。
雨宮 日常にない作品づくりの達成感があって、現場にもどってきてしまう。
上野 プロジェクトを体験した人達は、人には言えないから封印をしてしまう。
でも今は60代でもＡＶ作品はあるからライフワークになるかも。でも、キャリアと
してはいえない人達が、自分の経験にどう意味をつけているのか、とても興味が
ある。
ペヤンヌ (賞味期限切れのとして書いている？）発言失念ねこ。
上野 こんなものに立つのか、男性達に聞きたい。不思議だ。
雨宮 日本のＡＶはガラパゴス的に進化ている話。
上野 日本の男性が心配になる。でも女は生き抜きますよ。
上野 なぜ自分がここに呼ばれたのか。2人の著作本を紹介。どっちもブスと
タイトルにあるが2人ともちっともブスではない。でも、快楽については私の本が
一番。どうして、女のパフォーマをみて男性が立って、金を払うのか、その謎とき
が書いてある。
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