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 フロム・ニューヨーク TOKYO公演「ごめんなさい、ニューヨークから来ました」

 @下北沢 OFF・OFFシアター(2015/6/25-28 5ステージ)
 http://www.honda-geki.com/offoff.html
 全自由(整理番号付き)前売2800円 当日3000円

 舞台監督・照明:黒太剛亮 音響:鏑木知宏 照明オペ:小川優
 宣伝美術:岩森康子 宣伝写真:細野琢磨 WEB:寺部智英 制作:長谷川まや
 http://fromnewyork.info/
 出演:
 ブルー&スカイ 市川訓睦 中村たかし 声の出演:斉藤麻耶

 2015/06/25(木)曇 7:30-8:53PM(1'23)中段下手 客席9割(85人?)
 客層:20-30才代と中年層。女性過半数。
 客入れ:番号順整列。開場時20人超。桟敷1、ひな壇に椅子6列。下手よりが見易し。
 折り込みチラシそれなり。パンフ A4 1枚。次回公演。来年3月同会場。物販なし。
 開演定時の挨拶から始まり、遅刻注意。カーテンコール2回1分。

 2008年11月@新宿ネイキッドロフト、2009年8月@高円寺ShowBoat以来、今回が初の
 劇場公演とか。
 舞台。無骨な黒テーブル、ちぐはぐの椅子。上手にペイントやチラシは貼ったトタン
 壁、角に麻袋と朽ちかけた段ボール箱。
 構成。挨拶と繋がりのある5本のコント。1口止め料 そもそもの犯罪はさておいて
 話し合いは進む、ていうか進まない。2コーチ スポーツそっちのけの禁止事項が
 厳しすぎ。3見舞坂 友情に便乗して恋(欲)を満たそうとする。4こっくりさん
 間違ったやり方だし、そもそも人間関係と部屋の使い方に問題があり。
 5妹風呂 邪な欲望と妄想の果てに悲話を装う。口止め料の犯罪動機が判って
 脱力するねこ。

 最高面白いと他人には言いづらい最高さ加減。肝心な部分,常識からずれまくる
 インモラルまたぬけさくぶりと毒吐きで終始。常に気遣いある変態性のくすぐられる
 ような嫌らしい可笑しさが全編。普段やれないことをやり尽くしているグルーブ感、
 演者の快感がわかり、乗り切れれば観客もまた。時系列で事前事後のあり得ない
 さまを描いているのが面白く。と、唯一無二のユニーク(婉曲)さを大いに楽しむ
 ねこ。

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