＠西麻布 音楽実験室新世界(2016/2/12-14 6ステージ)
http://shinsekai9.jp
全自由2500円＋ドリンク代
原作：山本直樹 構成・演出・出演：三浦直之[ロロ] 責任者：徳永京子
出演：大場みなみ[ロロ]、飴屋法水
2016/2/14(日）曇 7:39ｰ8:30PM(50)前方中央 客席超満員(55？人）
客層：20-30才代中心。男女半々。
客入れ：開場時20人ほど。当日券5人位。いつものよう椅子とテーブル4列。壁際1列
ピット内3列。あと通路階段。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。
カーテンコール1回。
ヰタセクスアリスなモチーフで得意技をもつ作、演出の組み合わせにて。
舞台。椅子７つ。喫茶店、電車、トンネル？ら見立て。
お話。高校生男子（三浦）は同じクラスで、友達で居たいと振られた女子(大場）
から突然誘われる。不思議に思いながら待ち合わせの本屋に向かう。本を読みながら
待っている彼女に声をかけると、おもむろにコートのボタンを外しはじめ、
「今日下着をつけていないの」と言う。
連作を交え、欲望の権化のような中年男(飴屋）の視線を交え、翻弄される男子と
アラレもない女子のありさまを描く。エロな幻想が暴走するほどに、童貞の限界
増す閉塞、孤独感、がヒシヒシと堪らない。体当たりの大場みなみさん演技、
表情を殺したエロティカぶりがまあすごい。ギラギラした暴力的な飴屋さんの視線も
また。追い込まれた小動物のような三浦さんの眼差しがなんとも言えず。その内、
夢にみそう。
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