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 ビニヰルテアタア第8回公演「楽屋―流れ去るものはやがてなつかしき―」

 @浅草橋ルーサイトギャラリー(2016/09/27-10/01 8ステージ)
 http://lucite-gallery.com/
 全自由 前売3000円 当日3300円
 
 作:清水邦夫 演出:鳥山昌克 照明:千田実(CHIDA OFFICE)
 音響:シューヘイ 宣伝美術:籔田千晴 宣伝写真:ルリ・マグネット
 Web制作:小林至(双数姉妹) 制作:ビニヰルテアタア制作部
 企画・製作:ビニヰルテアタア 協力:トム・プロジェクト、シバイエンジン
 http://vinyltheater.com/next.html
 出演:
 多田亜由美:女優A
 千絵ノムラ(ビニヰルテアタア):女優B
 近藤結宥花:女優C
 大鶴美仁音:女優D

 2016/09/27(火)曇 8:02-9:22PM(1'20)中段中央 客席満員(30人)
 客層:老若男女、大人よりに幅広く。男性7,8割。
 客入れ:開場時10人ほど。古民家につき、靴を脱いで入場。隅田川を見込める2F
 桟敷2、椅子2列。折り込みチラシそれなり。パンフ A4二つ折り 3ページ。
 1Fでルリ・マグネットの関連展示あり。物販なし。カーテンコール1回。

 元唐組ほか千絵ノムラ主宰。縁の演出、女優を迎えての名作上演。
 舞台。隅田川を望む窓際に長テーブル、鏡、化粧道具、片隅にブランデーとグラス。
 下手端に舞台衣装、丸テーブルに同様化粧道具。転じて上手に姿見と衣装。
 中央の柱に花飾りが付いた帽子。
 お話。チェーホフ上演中の楽屋。女優2人は化粧に余念がない、そこに主演女優と
 彼女へ役を返せと迫る若い女優がやってくる。

 バタバタと親しみつ、沁みる叙情性を忍ばせて味わい。溌剌に生きる(成仏でき
 ない)女優達。過分なところがない、あるのは演技部分というのがよく。孤独と
 コンプレックスが感じられる近しいところが○。近藤結宥花さんを久々。愛らしく
 逞しく。


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