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 Baobab Re:born project vol.2「アンバランス」

 @神奈川県立青少年センター スタジオHIKARI(2021/02/11-12 4ステージ)
 全自由 一般3000円 U-25 2500円 高校生以下1000円 当日各500円増
  @サントミューゼ上田市交流文化芸術センター 大スタジオ 1/31

 振付・構成・演出:北尾亘
 舞台監督:熊木進 照明:久津美太地(Baobab) 音響:相川貴
 映像・ドラマトゥルク:中瀬俊介(Baobab) 楽曲提供:岡田太郎(悪い芝居)
 振付助手:米田沙織(Baobab)
 宣伝美術(神奈川公演メインビジュアル作成):阿部太一(TAICHI ABE DESIGN INC.)
 広報:染宮久樹 制作:白井美優(Baobab) プロデューサー:目澤芙裕子(Baobab)
 出演者
 河内優太郎
 シュミッツ茂仁香
 伊藤まこと
 福島玖宇也
 北尾亘(Baobab)

 2021/02/11(祝水)晴 2:04-3:22PM(1'18)中央中段 客席ほぼ満員(35人)
 客層:学生〜30代、中年層。女性7割。
 客入れ:開場時数人。感染対策。検温、手指消毒。雛壇に椅子5列、間隔開けて
 千鳥配置。開演前に排煙ダクト全開で換気。やや寒。折り込みパンフ A5 3ページ。
 カーテンコール演出1、あと1回。

 構成。機械(スクリーン)が場を統治、身体ともバランス第一主義。ダンスレベル
 を宣言され、抽象的な指示で踊るダンサー達。腑に落ちず噛みつくと、ダンスレベル
 ゼロで放し飼い状態。と、場が荒れた、バランスが狂っていると非常事態宣言。
 それぞれソロの動きを解析し、互換性を向上させるという。1人のダンサーへ苦しげ
 だね、苦しさを楽しんでと指示。メンバーの中、孤独は深まるばかり、か?。

 ホラー味、ディストピアSFめくけど、ダンス至上なので沼に沈みはしない感。
 純ダンス中心でみても大いに充足感あり。ダンサーと機械のすれ違いや、ダンサーの
 やんちゃぶりで面白い場面ちりばめ。終盤は孤独にふれてビターテイスト、
 ラストは狂ったように踊り、見せ場だけど、つい「バランス」はどうよと思うという
 刷り込み恐い、観劇後感あり。

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