＠森下 森下スタジオ Cスタジオ(2021/03/25-28 6ステージ)
全自由(整理番号付き） 一般3500円 U25 2800円 高校生以下1000円 当日+500円
作・演出：山本卓卓 音楽：大野希士郎 美術：中村友美
照明：富山貴之 音響：池田野歩 音響操作：栗原カオス 衣裳：臼井梨恵
舞台監督：櫻井健太郎 演出助手：中村未希 稽古場代役：植田崇幸
宣伝美術：たかくらかずき 制作助手：川口聡 制作：藤井ちより
プロデューサー：坂本もも 企画制作・主催：合同会社範宙遊泳
劇中歌「日付」作詞：山本卓卓 作曲：埜本幸良
「好きだ」作詞：山本卓卓 作曲：福原冠
出演：
埜本幸良：穴蔵の腐ったバナナ
福原 冠：百三一桜
入手杏奈：アリサ
井神沙恵[モメラス]：レナちゃん
細谷貴宏：ミツオ
植田崇幸：男
2021/03/26(金)晴 6:01-9:09PM(95/休11/82)前方中央 客席満員(40人)
客層：20-30才代中心、あと中年層。男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。土足禁止、靴袋内のスリッパに履き替え。
雛壇に椅子6列を千鳥配置。座席番号が書かれた連絡カード書き。折り込みパンフ
A4 1枚。物販。上演台本1000円。カーテンコール2回。
舞台。オープンスタジオ風。中央正面に渋谷スクランブル交差点の淡いパネル、
床に横断ほどに縞模様、上手にベッド、テーブルにマイクスタンド。下手、
手前水槽に砂場、公園の芝とベンチ、ワーク机と棚。
お話。よく喋る元詐欺師でアル中克服中の穴蔵の腐ったバナナは、SNSの出会い系
釣りバイトと遭遇。興味を引かれあって、交友を重ねる内に、バナナの人を救いたい
の熱意を買って、2人で探偵業を始めることになる。
ままならぬ現実、不自由を自由な作風、趣向で物語る。フィクションに未来を願う
姿に胸熱く、涙誘われもし。追想劇の切なさを饒舌な台詞と演出で彩り。メタで、
内心が同等に現れ、運命と必然がマジックリアリズムで操られという。至極シリアス
だけど、ガチャガチャと賑わって、悪戯に落とし込むなく、終始楽しめ。
全編、生きてここにある人へ優しくあろうとする視点が感じられるのがぐっとくる
ねこ。ダンサー・入手杏奈さんが俳優120％。忘れがたい印象を残し。
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