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＠王子 王子小劇場(2022/04/20-24 8ステージ)
全自由 一般3300円 高校生以下1000円 当日券各500円増し
初日、平日マチネ割引 各300円引き 劇団スポーツとのハシゴ割引 500円引き
ギフトチケット3500円
作・演出：石黒麻衣
舞台監督：黒滓多生（青年団） 照明：福島健太、松林茜
舞台写真撮影：福島健太 映像撮影：宮崎陽介 宣伝美術：関根美有
当日運営：松本悠（青春事情） 企画制作：劇団普通
登場人物（配役）
・由紀の家族
父親：用松亮
母親：堤千穂
由紀：安川まり
哲也（由紀の兄）：三瓶大介
亜希（哲也の妻）：しまおみほ
陽彩（ひいろ 兄夫婦の長男小学四年生）
・本谷夫妻
妻（由紀の同級生の親）：佐藤有里子
一夫（由紀の同級生の親）：小野ゆたか
恵子（由紀の同級生）
・従弟夫婦
日出夫（由紀の母方の従兄弟四十代）：直木ひでくに
美佐子（日出夫の妻四十代）：青柳美希
紗江（従兄弟夫婦の長女）
萌絵（もえ 紗江の長女）
優貴（ゆうき 紗江の長男）
大貴（紗江の夫）
2022/04/20(水)曇 7:03-8:58PM(1'55)奥側前方より 客席ほぼ満員(60人)
客層：20-30才代とベテラン、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。開場時15人ほど。角を大きく囲むように雛壇に
パイプ椅子4列。当日パンフ A4縦折り。カーテンコール1回後規制退場。
コロナで中止を経て、2年振り本公演とか。
舞台。簡素なダイニングテーブルと椅子4。庭設定のきわにプランターが並び。
お話。老いた両親、母親が入院、自活できない父親。自立して家をでていた子供は
戻り、介護や世話に直面する。全編栃木弁？でおくるローカル、ドメスティック
会話劇。
同じじゃないが痛くわかるセミドキュメント演劇。観客も世代により子供、親として
感じるとこ多々ありと思われ。娘への強制的な依存、息子の少し離れた立ち位置、
夫婦の力関係とわがまま、怒り、地方の住人の距離感と良し悪し ら空気感をも表す
精密な絵画のように描く。そんな人がそんな風にそこにいる作劇の追い込みが凄い。
嫌らしいところも悲喜劇としてさじ加減上々。役者さんって凄いって改めて思われ。
お父さん役用松亮さんは、毎日社会復帰できているのだろうかと、いらぬ心配をする
ねこ。