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＠仙川 調布市せんがわ劇場（2022/06/01-05 7ステージ）
全指定 前売3500円 当日4000円 U-22割引2200円 アートプラス会員3200円
ハンディキャップ割引 前売3000円 当日3500円 ギフトチケットあり
作・演出：細川洋平 照明：シバタユキエ 音響：nujonoto 演出助手：渡邊 綾人
舞台監督：西廣奏 衣裳・小道具：ほろびて 宣伝美術：酒井博子（coton design）
制作助手：富髙有紗 制作：大橋さつき、ほろびて 主催・企画製作：ほろびて
共催：公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団
出演：
鈴政ゲン：ユゥ・田
藤代太一：ごちゃん
葛堂里奈［ブルドッキングヘッドロック］：七瀬先生
加瀬澤拓未［劇団献身］：マソイ・ノホム・諏訪部
佐藤滋［青年団／滋企画］：麒麟
2022/06/03（土）曇｜雷雨 2:03-4:04PM(2`01)最前方より 客席8割（80人）
客層:2世代、女性7割。
客入れ:感染対策。手指消毒、検温。最前列はB→Cへ変更、チケット交換。
当日パンフ A4 1枚。物販。ステッカー。カーテンコール1回、規制退場なし。
第11回せんがわ劇場演劇コンクール「グランプリ」受賞公演。
舞台。三方、段ボール箱積み、間に日用品。中央にとりどりの椅子。開演前、シーン
幕間では役者たちが種々持ち寄り、中央になにかしらつくり。
お話。若い男女、たわいなく生活のやり取り。一方、おじさんはしゅっとした女性に
通りすがりにした親切を糸口にアプローチ、本気で煙たがれ。見かねたか、自称
すべてお見通しという若い男はアドバイス。
視野を広げ、世界を重ね、かけがえのない日常の貴重さを改めて思う。そんな舞台
作品はいくつか見てきたけど、目には見えなくとも世界とつながっていること、
断ち切られることがあることをこんな痛切に思わせられたことはなし。ままならない
現実と描く夢こそ演劇。物語る、物思う自由が楽しくも悲しくて、たまらない気持ち
になるねこ。細川さんの描く眼差しが終始優しいことにもほろり。役者、とりどりの
個性で闊達に応酬。加瀬さん演じるおじさんの情けなさ加減に愛情。対する葛堂さん
の切れのいい突っ込みが爽快。