範宙遊泳「ディグ・ディグ・フレイミング！」
＠池袋 東京芸術劇場 シアターイースト（2022/06/25-07/03 10ステージ）
全自由(整理番号付き）一般4000円 U25 3000円 高校生以下 1000円
障害者割引2000円 当日券各500円増し
作・演出：山本卓卓 アートディレクター：たかくらかずき 美術：中村友美
照明：富山貴之 音響：池田野歩 衣裳：臼井梨恵 舞台監督：櫻井健太郎
演出助手：中村未希 劇中歌作詞：山本卓卓 劇中歌作曲：Studio K
劇中映像編集：稲川悟史 宣伝イラスト：禺吾朗 宣伝デザイン：工藤北斗
当日運営：藤井ちより 制作助手：柿木初美 制作：大蔵麻月
プロデューサー：坂本ももへ
出演：
・インフルエンサー集団「MenBose 男坊主」
小濱昭博［劇団 短距離男道ミサイル］：キング塚村（リーダー）
埜本幸良：藤壺インセクト（動画編集、撮影担当）
福原冠 ：根津バッハロー根津（ツッコミ担当）
百瀬朔 ：エキセントリック与太郎（おバカ担当）
李そじん［青年団/東京デスロック］：アラレ・ビヨンド（ホームレス美大生）
亀上空花：6チャンネルのロクちゃん（キングのファン）
村岡希美［ナイロン100℃/阿佐ヶ谷スパイダース］：ロクちゃんのママ
2022/07/02(土)猛暑 6:33-8:08PM(1'35)上手前方 客席ほぼ満員(180人)
客層：20-30才代中心、2世代。男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり。開場時30人ほど。C列最前。
空席誘導こまめにあり。当日パンフ A4両面。物販。クリアファイル、ハンカチ、
「死ちゃん」キーホルダー、戯曲本。カーテンコール1回、物販情宣後規制退場。
舞台。アクセルフロアな浮いた床、カラフルタイル敷き。中央、方形の大スクリーン
上手、椅子3、トルソー、備品置き棚、観葉植物。スクリーン右手にタワーボックス。
その下に椅子、シャワー。
お話。お騒がせインフルエンサー集団「MenBose 男坊主」のサイトが突然炎上
（フレイミング）。メンバーに心当たりがない。暴力的な書き込みの主を
（文字通り）引っ張り出すことに成功するが、その言説もピンとこない。
辛い現実と夢のような(希望か）のラスト。とても演劇的に運び、終う舞台で素敵。
ネット内外の擦った揉んだを実体化させる。マンガみたいに。コメディ仕立てで
笑えないことを前向きに転化しつつ、呪いのように蔓延る悪意の底を探る。問題が
解決した訳ではないけど、人が人のためになにをかする展開にジンとして、泣いて
しまうねこ。演劇にできることへの信頼？愛情？も感じられ。先日のKAATでの展示
パフォーマンス同様に前向きの表現に好感を抱くねこ。
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