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　Von・noズ「ペレック−春の祭典 四重奏−」

　＠神楽坂　セッションハウス（2022/09/03-04 3ステージ）
　全自由 劇場観覧3000円

　振付・構成・演出：Von・noズ　テキスト：伊集院もと子
　タイトル題字：松尾桃空(雅号）、後藤理絵　衣装スタイリング：佳乃
　舞台監督：鍋島峻介　照明：石関美穂　音響：蓮子奈津美
　主催：Von・noズ　共催：セッションハウス企画室
　企画：SESSION HOUSE PROGRAM D-zone　FESTIVAL2022
　出演：
　Von・noズ、中村駿、仁田晶凱、畑中研人（特別出演）

　2022/09/04(日)晴 1:05-2:01PM(55)正面前方　客席満員(45人)
　客層：大人中心、2世代、女性過半数。
　客入れ：感染対策。検温、手指消毒。開場時15人。正面5列、桟敷なし。サイドと
　舞台面中程壁際にも席設け。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール1回。

　2019年ダンスリライト内初演＠吉祥寺シアター。長尺版で再演。2回目の単独本公演。
　舞台。木片を束ねて宙つり、そこから4本の綱が四方へ。
　構成。挨拶代読。「春の祭典」は改編上演できない、プロローグをやって後、上演
　する。生け贄について描いた、音楽としてでなく原始的（なんだっけ）と捉えて
　いる。プロローグ。上白下黒のツートーン衣装の4人のコンタクト。そこに黒ずくめの
　男がやってくる。最後、眠る彼らへ、ここには何も残っていないとつぶやく。
　4人で「春の祭典」を踊る。中盤、束ねた木片下(スポット円）に2人、後木片は解体
　されて四つに分配シーン等あり。

　生け贄を巡る物語性は見受けられず、小さな関係性・束縛、引き留め、孤立の勃発と
　融和を繰り返し。気になるやりとり、仕草がちょこちょこ感。4人のアンサンブルは
　変化しながら流れを止めず、ダイナミック。純粋ダンスとして楽しませてくれ。
　趣向の面白みはプロローグの演劇パートでということかしらん。

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