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＠世田谷代田 東演パラータ（2022/12/14-20 10ステージ）
全自由席(整理番号付き)5000円 高校生以下無料
作：横山拓也[iaku]（人の気も知らないで）
作：町田マリー（かぞくららばい）
演出：荒井遼（人の気も知らないで／かぞくららばい）
演出：町田マリー（かぞくららばい）
音楽・演奏：絢屋順矢 美術：伊藤雅子 照明：横原由祐 照明操作：光田圭亮
音響：島貫聡 衣裳：山下和美 舞台監督：村田明 大道具：C-COM舞台装置
衣裳協力：佐藤憲也(東宝舞台)、楠本有紀 ステージング協力：古澤美樹
廃品楽器協力：山口とも 制作：辻村実央、佐々木康志
宣伝美術：山路洋(Smack) 宣伝イラスト：yu-yan-kei
主催：パショナリーアパショナ
「人の気も知らないで」47分
出演：
中込佐知子：綾あや
土居志央梨：心こころ
町田マリー：長田おさだ
「かぞくららばい」61分
出演：
柿丸美智恵：お母さん(幸子ゆきこ)
土居志央梨：加奈子かなこ（次女）
町田マリー：みさき(長女）
酒井善史[ヨーロッパ企画 ]：友樹ともき（みさきの夫 発明家）
中込佐知子：ひいおばあちゃん
炎(えん) ：炎えん（加奈子の息子）
2022/12/19(月）晴7:04-8:52PM(47/61)最前方 客席9割（40人）
客層:20-30才台中心、女性過半数。
客入れ:感染対策。検温？、手指消毒。ほぼ1席づつ空けて、雛壇に4,5列。
とても見易し。当日パンフ A4 3ページ、今回も手書き。諸注意で客席の子供の
声には寛容にとのお願い。カーテンコール2回後、舞台からお見送り。
「人の気も知らないで」
舞台。公園のドーナツ型ベンチ、下手側から満開の桜（の枝2本）がかかり。
お話。交通事故に遭った会社同僚の見舞い帰り。寿退社の同僚二次会の余興
打ち合わせで営業周りのおさだを待つ、あやとこころ。辛くなっていく仕事の代行〜
同僚の大けがと復帰へ至り、人の痛みがわからんのかと「距離感」を巡る激論が
交わされることに。
関西弁で闊達に交わすに連れ、隠れた事情が明かされていく会話劇。柔、剛、和と
三者三様で社会の縮図。シリアスでシビアな内容だけど、堕ちないのは登場人物/
役者達の芯がある強さと柔軟さ、明るさ故。「また明日の挨拶」が贈り物のように
暖かく感じるねこ。
「かぞくららばい」
舞台。遊技場のようなワンフロア。彩りもポップ。中央奥から2階・祖母部屋へ
上がれる設定。
お話。実家に三世代揃い、子育て過敏な次女と構わない性格の夫君がやってきて、
痴呆症の祖母の事もあり、バタバタ。そんな中楽しみは一家（祖母は短期ステイで
お留守番だけど）での沖縄旅行、だったのだが。炎(えん)君（9才）の5年前の
追想語りにて。
わいわい、ガチャガチャと愉快な台詞が飛び交うカオスな家庭風景。苦味も散りばめる
けど、家族、取り分けてお母さんと交わす内旨味を増し。老いた両親、母親や昔の
こととか、ちら思い返しながら暖かい感触と、懐かしい郷愁を感じるねこ。
町田マリーさんが育児初心者で一杯一杯の母親をバタバタと時折尖りながら演じ。
ヨーロッパ企画・酒井さんが発明家の当て振りが愉快、も配慮にかけるとこある、
見知っているのと真逆キャラなのが意地悪くてさらに面白し。中込さんがしっかり、
歌唱も聞かせ。お母さん・柿丸さんが思慮深い〜エキセントリックまで守備範囲
広すぎて凄くて素敵。
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