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＠後楽園/春日 文京シビックホール 小ホール(2023/04/15-16 2ステージ)
全指定2500円 学生割引1500円 2公演セット4500円 3公演セット6000円
構成・演出：山本卓卓[範宙遊泳] 制作：坂本もも
照明：久津美太地 音響：山下菜美子 舞台監督：筒井昭善、竹内万奈
企画制作：文京シビックホール
出演：
武谷公雄：語り部。太宰治
埜本幸良[範宙遊泳]：身体表現担当。井伏鱒二、地元の青年ほか
亀上空花：音楽担当。石原美知子、茶屋の娘ほか
2023/04/16(日)晴 2:00-2:57PM(57）前方上手 客席2割(50人)
客層：20-30才代中心幅広く、女性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。通常客席。床面高さの舞台も雛壇で見易し。
当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール2回。
舞台。装置らしい装置なし。譜面台に台本。長机に鳴り物。背景スクリーン使用。
お話。太宰が1938年に実体験した出来事、小説とも随筆とも。その1年前心荒む生活を
過ごした「私」が井伏鱒二の待つ富士山麓の宿へ行くという物語。富士の光景を俗と
辟易としながら、人々の交流を通じて、少しずつ心開いていく。
趣向。冒頭演者と役割を紹介。演出の山本さんは出身山梨で作品と繋がるモノあり。
武谷さんの暖かくいい声の朗読と演技。埜本さんの富士ら情景ら自然の身体描写と
人々の演技。亀上さんの水音らさまざまの音効、山おろし？ら歌舞伎下座な太鼓、
チェロの楽曲演奏と人々演技。ビジュアルでは地名らテキストの大写し、富士の
シルエット投影。
リーディングの枠に収まらず。シンプルも豊かな表現工夫、固定イメージを押し
付けず、想う隙間がある風通しのいい演出が心地好いねこ。太宰の心のありよう、
紡ぐ言葉がすっと入ってくる感。役者達が片膝張らず、闊達に自発してて○。
亀上さん、高校入学式が初日とかち合って出られなかったとか。16歳！多才！。
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