＠二子玉川 セーヌ・フルリ（2023/12/28-30 5ステージ）
全自由（整理番号付）一般3500円 U-25(25歳以下) 2000円 当日券400円増
原作：泉鏡花 脚本・演出：加納幸和 照明：山田真輔 (Kiesselbach)
音響：益川幸子 小道具協力：石井みほ 宣伝協力：小川真理
舞台写真：宮内 勝 票券：越水綾子 制作：藤岡陽子、清水沢子、辻いりえ
協力： (株) スーパーエキセントリックシアター Special Thanks：井上啓子
企画・製作：花組芝居
出演
小林大介：萩原晃（鐘楼守）
桂憲一 ：山沢学円（晃友人 語り部）
武市佳久：百合（晃の妻）
加納幸和：白雪姫
山下禎啓：湯尾峠の万年姥
押田健史：白男の鯉七
横道毅 ：木の芽峠の山椿、権藤管八
永澤洋大：蟹五郎、斎田初雄
丸川敬之：黒和尚鯰入、伝吉
北沢洋 ：鹿見宅膳
秋葉陽司：与十、穴隈鉱蔵
磯村智彦：畑上嘉伝次
2023/12/29(金)晴 6:01-7:58PM(1'49)サイド前列 客席満員(110人)
客層：2世代、20-30才代中心に女性8，9割。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。整列入場、開場時40人ほど。ブラックボックス、
三方囲みのパイプ椅子客席。奥正面4列、両サイド2列。離れ数席。若手の永澤君から
諸注意と、劇中歌を一緒に歌うための声出し練習。暖房を切るので防寒注意、
それなり冷えてくるので1枚追加など。当日パンフ A4両面。物販なし。
カーテンコール2回。
1991年初演、今回5演のレパートリー上演。ねこ初見。
舞台。中央、3畳大の黒い演台。真上に黒い釣り鐘、四方に無地の提灯渡し。
お話。教師の山沢は山中の村にたどりつく。彼は物語収集の旅へ出たまま行方知れず
となった友人・萩原晃の行方を探していた。出会った美しい女性・百合は夫と2人で
鐘楼守をしているという。家に招かれた山沢は、晃が百合の夫であることを知り、
驚愕する。
素敵に魔改造され、祭りの賑わい。原作の古風な文体はそのまま、茶目な言葉を
いれて、都度ほぐし。幻想と伝説の異世界が現れると、愉快なキャラと遊びで
縦横無尽。軽い客弄りから、全員で子守歌和し、希望者(即応の老若観客）で軽く
熱狂のフォークダンスで廻り踊り。そういえば舞台は盆踊りのに似たり。
恐いんだかカワイイだかな、コスプレ演技で楽しいがノンストップ。座長の歌舞ら
個人技もまた魅了。見たことなくてまた観たい参加したい、リピーター続出が頷けた
ねこ。
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