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＠小竹向原 アトリエ春風舎（2024/05/14-19 8ステージ）
全自由 一般3800円 ペア割引7000円 U25割引2500円 公開ゲネプロ2000円
応援チケット6500円(2021年初演時の上演DVD付)
原作：チェーホフ 構成・演出：三村聡
舞台監督：菅原有紗（ステージワークURAK） 照明：三浦あさ子
音響：古川直幸（Led Cetus） 衣装：綾 演出助手：渡辺可奈子[山の手事情社]
宣伝美術：梅本恭子 制作：古川智史企画制作：バングラ 主催：(有)アゴラ企画
出演：
中林舞：アルカージナ（コースチャの母。大女優）
奥田龍平：コースチャ（作家志望の青年）
喜多京香[山の手事情社]：ニーナ（裕福な地主の娘。女優志望。）
三村聡：トリゴーリン（流行作家。アルカージナの愛人。）ほかいろいろの役
2024/05/17(金）晴 7:06-8:42PM(1'36)前方 客席ほぼ満員（35人）
客層:20-30才台中心、ベテラン少数、男性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。舞台の角を中心、扇状にクッション追加椅子高低
各1、通路を空けて後方一段高く椅子3列。前方が見易いと誘導。役者は客席側から
出捌け。当日パンフ A5 3ページ。物販なし。カーテンコール1回。
俳優・三村聡のユニット。2021年初演、今回3演。
舞台。角地にテーブルと椅子1。そこから遠巻き、床面にボツ原稿の帯。
お話。大女優の息子は田舎暮らしと閉塞した時代に欲求不満。女優を夢みる娘と
恋仲だが、彼女は母親の愛人である作家に夢中になってしまい。
作家が演じる作家・トリゴーリン、その視点から見た悲喜劇に再構築。作家人生
袋小路な「中年」からみた若やいだ恋への憧憬、裏返っての破壊？衝動、また冷徹な
職業目線相まってのメタ趣向添えが面白い。死体のかもめを、ニーナが掲げもち、
未来の予言とした図像が判りやすい。3幕→4幕の変化を「止まらない」狂乱の
ダンスで言葉越えの絵面表現としたのが巧い。原作からの台詞が古風な翻訳調で
興を削ぐ感、眠くなるし。袋小路な「中年」作家の、だから？、うーん。
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