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＠錦糸町 すみだパークギャラリーささや（2024/06/17-23 10ステージ)
全自由 一般前売3500円 U22前売2500円 高校生以下前売1000円 当日券500円増し
作・演出 石黒麻衣 舞台監督：森部璃音 技術監督：守山真利恵
照明・舞台写真：福島健太 演出助手：青柳美希 宣伝美術：関根美有
制作：及川晴日 主催：劇団普通
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・
ステージ応援助成】 芸術文化振興基金助成事業
出演：
安川まり：あみ
用松亮 ：父親（あみの父親）
坂倉なつこ：母親（あみの母親）
浅井浩介：夫（充 みつる あみの夫）
伊島空 ：幸男
青柳美希：幸男の婚約者
2024/06/17(月)夏日 7:33-9:16PM(1'43)水鉢側後方 客席ほぼ満員（75人）
客層:2世代 20-30才台中心 女性過半数。
客入れ:感染対策 特段なし。開場時20人強。目が合うと恥ずかしいセンター対面
客席。低め1と雛壇に通常2列。トイレは外、終演後は使用不可（支障ある人が
いそう。）当日パンフ A4縦折り。物販なし。同時会話シーンは青年団の多段式
台本なのかしらん？。カーテンコール1回。
舞台。白木床のギャラリースペースを借り、こざっぱりしたイートイン？カフェ
とし。白い丸テーブル2+1と各丸椅子。中庭設定側に本水張ったガラスの鉢。
中程上下にそれぞれナイトスタンド。
お話。夕方前、田舎町に不釣り合いなこじゃれた施設併設のカフェ。友人の個展を
見にきたという老夫婦とその娘夫婦。しばし後、若いカップルがやってきて、場所を
知らせてくれた友人、訳ありの状況を話し始まる。
ありふれた日常にも、寄る辺無き人達の家族、友人とのしがらみ、裏切りからの
葛藤と虚無感はある。観客の年代、境遇で見方、刺さり方が変わるだろうけど、
田舎の閉塞感、贈り物トラブル、音信不通な人のくだりは軽く致命的にくるもの
あり。全編茨城弁での細密画のようなリアル会話劇。お馴染み・父親役用松亮さんの
絶品芝居に始まり、可哀想な娘役・安川まりさんの繊細な演技が素晴らしくて、
感嘆しきり。加え、2(3)組がその心象で重なる絵面、シンクロニシティが味わい
深く。ルームライトのオンオフでそのまま場展する演出がさりげで劇的。
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