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＠横浜 STスポット(2024/06/21-30 12ステージ)
全自由 一般 前売3800円 当日4500円 U-25 2000円 U-18 1000円
応援チケットＡ7000円（缶バッチ＋上演台本付）応援チケットＢ6000円（缶バッチ付）
作・演出：細川洋平 照明・音響プラン：櫻内憧海[お布団]
オペレーション：nujonoto 宣伝美術：酒井博子（coton design）
宣伝写真：寺部智英 制作助手：渡邊綾人 制作：大橋さつき ほろびて
企画・製作：ほろびて 主催：一般社団法人BOOKSO
助成：公益財団法人セゾン文化財団
参考文献（終演後参照とのこと）
テッド・チャン 著、公手成幸 訳「あなたの人生の物語」ハヤカワ文庫SF
有吉佐和子 著「恍惚の人」新潮文庫
ジュノ・ディアス著 都甲幸治 訳「オスカー・ワオの短く凄まじい人生」新潮クレスト
・ブックス
出演：
吉増裕士[リボルブ方式／ナイロン100℃]：音埜淳おとのじゅん（言語学者）
亀島一徳[ロロ]：音埜大介（同居する息子 アニメーター志望）
上村聡：丹波准たんばじゅん（音埜淳の弟 入り婿で改名）
八木光太郎：楠木塁（音埜淳の義弟）
2024/06/23（日）小雨 6:01-7:47PM（1'46）長手後方 客席7割（15人）
客層：2世代 20才代中心 男性7割。
客入れ：感染対策 特段なし。開場時数人。長手(前後）方向の壁際に椅子2段、短編
（入口側）に椅子1段。途中入退場はできないので注意。当日パンフ A4 1枚。
物販。上演台本、グッズ・メガネ拭き。カーテンコール1回。
2015年初演＠スタジオ空洞。音埜淳役・吉増裕士さんが初演に続き出演。
舞台。マンションの間取りを見立て、床にテーピング、濃い色の線は調度やドア。
劇場入口に玄関、ダークブラウンのダイニングテーブルがあるリビング、音埜淳氏の
MacBookを置いた机と椅子がある書斎に繋がり。この2部屋の外を廻り、劇場出入口
左手からトイレ、右手から息子の部屋につながる設定。
お話。言語学者の音埜淳と、同居する息子でアニメーター志望の大介、出戻ってきた
淳の弟で入り婿だった丹波准。そして親しく訪ねてくる淳の無くなった姉の義弟・
楠木塁。なにかのたび音埜淳の様子におかしな事が起こって。
素晴らしく細心丁寧に編み込まれた、日常と異変、ゆれのつづれ織り。のような
舞台。かっちりした導線、リアルな調度類ら繰り返す日常と細やかな演技をベースに
して、想像を刺激する変化、非日常を浮かばせる。エヴァンゲリオン、テッド・
チャンのSFがキーポイントか。後者では過去と未来を重ねての俯瞰視を、演劇なら
でわの語りで描いて印象的。障害と介護のありさまとなるが、これも紋きりではなく
それぞれの内側や、割り切れない苦しみと優しさを装わず描いてて、刺さるもの
とし。家族と友人に改めて思い馳せる機会ともなり、貴重。
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