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＠下北沢 ザ・スズナリ（2024/09/05-22 19ステージ）9/8,9 2ステージ中止
全指定6500円
＠大坂 扇町ミュージアムキューブ・CUBE01 9/26-/29 6ステージ
作・演出：鄭義信 音楽：久米大作 舞台装置：池田ともゆき
照明：増田隆芳 音響：藤田赤目 衣裳：宮本宣子 演出助手：山村涼子
竹田の声：清水優 大衆演劇監修：一見好太郎[一見劇団]
大衆演劇コーディネート：國實瑞惠 着付け:藤川まさみ
ヘアメイク監修:高村マドカ 舞台監督：丸山英彦、藤本典江
制作：藤本綾菜、佐々木弘毅 協力：一見劇団 企画・制作：ヒトハダ
製作：レプロエンタテインメント nora
出演：
梅沢昌代：蝶子（大衆演劇 二見劇団座長）
浅野雅博：清治（蝶子の再婚相手）
大鶴佐助：冬生（清治の連れ子）
尾上寛之：夏生（蝶子の息子）
山村涼子：秋子（蝶子の娘）
櫻井章喜：草野亀蔵(女形芸名・天野鶴姫 中堅座員)
丸山英彦：山本（中堅座員）
2024/09/14(日）真夏日 1:00-2:49PM(1'48)前方中央 客席ほぼ満員（90人）
客層:2世代 ベテラン中心 女性過半数 孫？連れの方も。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。雛壇にクッション追加椅子10列。舞台と程よい
距離あり。当日パンフ A4 両面 物販なし。カーテンコール3回。都度引き幕開閉で
趣あり。
大鶴佐助さんが座長、鄭義信さんが座付き作家の劇団第2回公演。公演中、尾上寛之
さんが足を負傷、大鶴佐助さんと役を入れ替えて再開したとか。
舞台。ちいさな芝居小屋、使い込まれた舞台面。後方の幕内含め生活の場でもあり。
鍋を囲み、夜になれば布団を敷く。収納棚兼ベンチ、上手に茶箪笥、棚には神棚。
お話。関西の地方都市。女剣劇が売りの大衆演劇一座。戦時下で座員は徴兵、さらに
座長の息子が役者を辞め、飛行機工場で働きたいと宣言。座長亭主の反対を振り切っ
て1人暮らし、長女は結婚するし、座員が1人1人居なくなってしまう。さらに新作が
検閲でNGに。どうなってしまうのでしょうか。
悲しいのに優しさに包まれた心地がしてもらい泣き。情が濃くて暖かい、喧嘩しても
喪っても血縁を超えた繋がり絶えない家族劇。細やかも闊達に行き交う会話と仕草、
目線のインターブレイ。剣劇、歌舞のお楽しみあり。いい味がみな染みてて個性ある
おでんのような美味い座組。辛い場面多くも笑いを欠かさずのさじ加減の巧さ。
いい時間を過ごさせてもらったねこ。朗らかで賢く意志高い、姉役・山村涼子さんが
素敵。やっぱ目覚ましい兄役・大鶴佐助さん。変わらずご健勝、茶目っ気と包容力の
剣捌きも決まった座長役・梅沢昌代さん。
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