THE・ガジラ「さらば北辺のカモメ」
＠新宿・THEATER TOPS (1996/3/23-31 10ステージ）前売3500当日3700
作・演出：鐘下辰男
1996/3/30(土)2:00ー4:00?PM 雨 中段上手より 客席９割(150人)
舞台。ブルーの壁。斜めな天井。黒板張りの床。ベット、冷蔵庫、､流し台
テーブル・・。生活感小、暗く閉塞した感じ。
お話。愛人であることに疲れているＯＬ（中川安奈）。同級性の作家（壇臣
幸）。クリスマスイブ。ＯＬの部屋で起きた殺人。その夜から朝。死体と、
二人の過去を巡る出来事。
沈黙と叫び。陰と陰。行き止まり、過去を振り返ってばかりの二人。ため息
ねこ。だから、どうなんだろう。どうしようもなさの果て、なにかほしい。
救われなくても、願う思いの悲しさとか。それと。抽象的ナレーション、良く
分からず。影が支配する舞台は印象的。照明の展開は、役者の呼吸とぴっ
たり。さすが、ガジラ。
時代錯誤でも熱く語るガジラが好き。今回のは難しくて閉塞してて△。と思
ったら、ワンスアポン京都をまた(7月青山円形）やるのね。千葉哲也、復帰
塩野谷正幸、出演。楽しみ。
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