[ホーム] ［月間一覧］ （本ページは劇団ページが出来次第、そちらにリンクします。）
＠下北沢 ザ・スズナリ (1996/1/14-19 9ステージ)
全自由 前売り3500当日4000
作・演出：内藤裕敬
出演：高橋克美、千葉哲也、松村雄基、河野洋一郎、鴨鈴女、荒谷清水、高橋有紀
1997/1/15(水)晴れ 7:00ｰ8:20PM 前方から 客席９割(120人)
客層：20歳代中心。おじおばさんちらほら。客入れ：丁寧、押しつけでないの○。
舞台。マンションの一室。引っ越し前後みたい、ごちゃごちゃ。零れる果実、蜷
川版彷彿。こたつまわりにものがないのは、生活してますってとこ。
お話。朝、目覚めたら二日酔い。何人でなんでこんな飲んだの？なミステリー。
離風零船の高橋さんＰらしい。なんだか情けない、二日酔い模様がとほほな前半。
くすくす。自分探しを二日酔い時の記憶喪失に絡めてわかりやすい、感情移入し
やすいし。と思った中盤は、テンポもよくて○。役者が役を入れ替わり始めて、
高橋さん一人、誰も居なくなったラストにうーむ。内藤さんの阪神大震災・追悼
劇かしら？。まさに目覚めの出来事。亡くなった人達にあっただろう人生の可能
性、残された者の記憶に生きる人達を思ったり。淋しさととも、赤い林檎の生気
には暖かさ。なんか安心ねこ。
役者。みなこなれてて○。高橋さん。不安抱えた微妙なとこ、さりげに。千葉さ
ん。いつもよか、芝居がかっって△。松村さん。やたらはきはき、目立つ。