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＠大塚・ジェルスホール (1998/5/2-5 6ステージ)
全自由前売り当日共2500
原作：押井守 演出：吉久直志
出演：平野めぐみ、小林隆也、彰、福永寧子、吉久直志、松田直也、田中裕太郎
1998/5/3(土)曇り 2:10-3:55PM 中段より 客席７割（60人）
客層：20才代中心。男女半々。客入れ：おきまりアナウンス後、煙（スモーク）
が出ますけどと、おことわりあり。普段、芝居観ない客層を心配してる？。
原作は名のみな知見、な無知ねこ。４４Ｐに出演してた、元？惑星ピスタチオの
吉久さんのＰユニット旗揚げ公演。
舞台。上手下手にカウンター、後ろ一段高く。いすなど置いたり程度の簡素さ。
お話。家庭崩壊な兆しの一家にやけに貞淑な美少女（平野）来訪。未来からやっ
てきた、息子な犬丸（小林）の孫娘だというが。
よくやってるなあな、懸命ながんばり伺え。でも（想像される）アニメなイメー
ジには勝ててない？。非日常に文章してる長台詞、マンガのコマな大胆で小刻み
な場面切り替え（数多のＳＥ、明かりきっかけあり。ご苦労様）、カメラワーク
指向なパワーマイム。やりたい、こうしたのてんこ盛り。その意気○。前半の芝
居がかり、アニパロな演出のおもしろさ、テンポよさ○。それが、後半になり展
開を追うだけのような、平板なものに感じられたねこ。役者がついていけない？
（台詞噛むのは仕方ないとして）、演出ねたぎれ？、ねこがパターンに馴れたか
ら？、かしらん。メタな物語が立ち現れる後半の不気味さ、虚実ない交ぜの得体
の知れなさが、台詞な言葉以上のものとしてもっとあったら、と思うねこ。高望
み？。
役者。平野さん。いかにもアニメアイドルなプリティさとともに、毒もかいま見
せて○。小林さん。好青年な雰囲気○。男性がほとんど声をつぶしてるのは、稽
古故？。変なところで、昔のピスタチオを思わせたりして。