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 芸術祭十月大歌舞伎「加賀見山再岩藤(かがみやまごにちのいわふじ)<序幕> 」

 @東銀座 歌舞伎座(2000/10/1-25 25ステージ)
 http://www.shochiku.co.jp/play/kabukiza/gekijyo/index.html
 
 データはこちら参照

 2000/10/08(日)晴 4:30-6:11PM(140) 4F上手から立見 客席超満員(100人)
 客層:老若男女。西洋人のツアー客?30人ほど。
 客入れ:ちょっと遅刻して到着ねこ。天井桟敷席は立ち見の盛況。後方一段高い
 場所からみるねこ。西洋の方結構。異国言葉の舞台を立って見るのは辛かろうて。

 先日の大詰めから逆回しにみているねこ。「骨寄せの岩藤」、宙乗り「ふわふわ」
 と呼び物がそろった一幕。上記ののように満員の盛況。台詞劇と違って、見た目
 楽しめるし、西洋人の方々にも受けてた模様。もっとも、一番受けてたのは又助が
 正室暗殺の逃亡途中、河から足をあげてばたばたする場面だったけど。

 お話。百万石を誇った加賀前田家におきたお家騒動が背景。「鏡山旧錦絵」の
 後日譚とした趣向。悪い奴等が純情清貧家臣・又助を騙し、殿様正室を殺させちゃ
 う。岩藤が復活、喜んで空中浮遊三昧。といった序幕。ドラマはこれからの予告編
 な印象。

 ちょっとずつ美味しい。展開が早く、見た目派手なので、立ち見も気苦労なし。
 岩藤キャラ、やっぱりラブリー。恐すごいのに、尊像見せればで速攻腰くだけ。
 ほとんどギャグキャラと化しちゃうのが○。富十郎の立ち回り、颯爽。玉三郎の
 きれいな立ち姿。とお楽しみいろいろ。